ア フォン カンジア!(フォン語でこんにちは)
ベナン在住のErikaです。
私は7月下旬にベナンに来たのですが、来たばかりの頃は約3週間、ベナンの一般家庭にホームステイをしていたので、今回はその頃のことを書きます。私はホームステイをしながら語学学校に通い、フランス語とフォン語を学びました🏫
ホームステイ先
ホームステイ先はベナンの首都コトヌーから車で約30分、アボメカラビという街にある一般家庭でした。ベナンで一番大きな大学、アボメカラビ大があるベナンの中では比較的大きな都市です。
私がホームステイさせてもらった家はママとママのママ(おばあちゃん)、子どもたち5人+バカンスで遊びに来ていた従兄弟の男の子がいる家庭でした。
(もちろんいろいろな家庭があるのであくまで一例です!)
ホームステイでは家族が用意してくれるベナン食を食べていました。子供たちと折り紙やしゃぼん玉で遊んだり、日曜日には一緒に教会に行ったりしながらベナン人の生活を体験しました。
語学学校について
語学学校ではフランス語と現地語を学びます。
フランス語はベナンの文化や風習を教わりながら、頑張って話す練習をしました。フランス語は日本でも勉強していましたが、いざベナン人の先生に「日本のことを教えて」と言われると戸惑うことも多かったです 。健康や教育制度など、様々なテーマで話しましたが、特に宗教についての説明が難しかったです。外から見た日本はなかなか説明が難しいのだなということを学びました。
授業として、コトヌーやウィダへ遠足に行く日もありました。(前回書いたウィダは語学学校の遠足でした)
ベナンの現地語は場所によって異なるため、私のときは8人の生徒がいたのですが、今後クラス地域ごとに5種類の言語がありました。(クラスによっては先生とマンツーマンになります)
私はフォン語を学びました。(私の街は正確にはコタフォン語が公用語ですが、フォン語とほぼ同じみたいです)
今まで見たことも聞いたこともない初めての言語を勉強するということはとても難しかったです。でもベナン人とコミュニケーションを取るにあたって、言語はできるに越したことがないので、これからも頑張ります。(私の住んでいる街はフランス語も比較的通じますが、小さい子どもや年配の方は現地語の方が伝わります。)
ホームステイで学んだこと
・家にいても誰が家族かわからない(親戚や近所の人がいたりする)
・炭水化物多めの食事で野菜が少ない。
食事例:
朝ごはん:パンとコーヒーのようなもの(ネスカフェの粉をレモングラス入りのお湯で溶いて粉ミルクと砂糖を入れて飲んでました。慣れたらわりと美味しいです笑)
昼ごはん:ごはん+卵や魚(平日は学校の周りのお店で食べていました。)
夕方:ポテトフライ
夜ごはん:パット(とうもろこしの粉で作った柔らかいお餅のようなものを、ピリ辛なソースにつけて食べます。パットはベナンの国民食的存在です。)
あれ、野菜がない…??
もちろんパットやごはんのソースにもトマトや玉ねぎは使われているのですが、緑の野菜が出てきたのは週に一度くらいでした。
・夜ごはん食べるのは遅い(21時くらい。だから夕方軽食が出るのかもしれません。)
・毎日掃き掃除をする。(でも道端はゴミだらけ)
・ベナン人は毎日2回はシャワー(家族が多いとシャワーやトイレを使うタイミングを見極めるのが大変でした笑)
・長い髪の毛はだいたいつけ毛(街中につけ毛が売っていて、髪を結う美容院のようなところがあります。
・伝統的な療法で病気は治す(授業で伝統的な薬の作り方を習いました!)
などなど…。
ベナンに来る前もよく知らず、来てからも文化の違いや言語の壁などでわからないことだらけでしたが、家族も優しく楽しく過ごすことができました。またベナンでできた家族に会いに行きたいなと思います。
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