マラウイの代名詞:Warm heart of Africaとは

D-ライフスタイル

Muli bwanji?(チェワ語でHow are you?)

はじめまして。Anachisaleです。この名前は現地の方に命名していただきましたが、
意味はなくただの名前のようです。

この名前で自己紹介をするとたちまち笑いに包まれ現地の人との距離が近くなります。

そして、私がいるマラウイは聞きなじみのない国かと思いますが、2021年にはJICA海外協力隊がマラウイに派遣されてから50年がたちました。
そのため、JICAを知っていたり、日本人に関わったことがあるという人も多いのです。

時々、日本語であいさつされることもあります。
私は現在(2024年9月現在)1年2か月をマラウイで生活しています。

マラウイ
• 面積:11.8万平方キロメートル(日本の約1/3)
• 人口:2,041万人(2022年:世銀)
• 首都:リロングウェ
• 民族:バンツー系
(主要民族はチェワ、トゥンブーカ、ンゴニ、ヤオ)
• 言語:チェワ語、その他民族語 公用語:英語
• 宗教:キリスト教(75%)、イスラム教(その他伝統宗教)

マラウイに来て驚いたことは、いくつかあります。

① とてもおだやか
人に対して怒っている所を見たことが少ない。争っているところを見たことがない。
のんびりとゆったりとした時間が流れている。押しが強くない。

② 優しい
シェア文化が根強いので自分の持っている物を惜しげもなくシェアすることがある。

カリブ(元々はスワヒリ語でウェルカム)と言って主食であるシマを一緒に食べようと誘ってくれたり、食べ物を分けてくれる。
私が持っている荷物を持ってくれる。目的地への案内は一緒に歩いてくれる。

③ シャイ
恥ずかしがり屋な人が多く、仲良くなるまでにやや時間がかかる人もいる。
しかし、基本的には現地語であいさつをすると笑顔でとてもフレンドリーだと感じる。
フレンドリーではあるが、人との距離を見極めて関わってくれる人が多いと感じる。

④ 皆で子育て
兄弟はもちろん、近所の人もみんなで子育てをします。
子どもに対してみんなが声をかけて気にしている。
地域で子どもを育てている感じがとても美しいと感じる。

海のない内陸国であり、最貧国と言われており、
自らも「Poorだ」と言っていますが、決して卑下することはなく、みんなが助け合って暮らしています。

日本からは飛行機で最低でも2回の乗り換え、最低でも23時間以上かかりますが、
とてものんびりとしておりマラウイ人のやさしさに触れることが出来る海なし国マラウイへぜひお越しください。


こちらの記事は2023年度1次隊(マラウイ/保健師)中山明香子さんに寄稿いただきました。

この記事を書いた人
世界の協力隊から

JICA海外協力隊として世界各国で活動中の方に記事を寄稿していただいています。

協力隊の活動・キャリアの無料相談はこちらをクリック↓

コメント

タイトルとURLをコピーしました