オラ(こんにちは)。
ペルー在住のYASUKOです。
今回は私がアンデスコンドルに会いに行ったお話。
アンデスコンドルとは、世界最大の翼面積を持つ鳥で、インカ帝国時代には天空の「神々の使い」として称えられました。(地上はプーマ、地下は蛇。)
今でもペルーで生活していると、至る所でコンドルのモチーフやモニュメントと出会います。
5年程前、山口県にある秋吉台サファリランドでアフリカハゲコウの飛行を観たのですが、
飛行時に聞こえる鈍く重い翼の音と大きな影、その恐竜を彷彿とさせる存在感に恐怖とロマンを感じ、大興奮しました。
(近くへ行かれる際はオススメです!)
そのアフリカハゲコウは体高は約120㎝、羽を広げると225〜287㎝。
一方、アンデスコンドルは体高は110〜130㎝、翼開長が270〜320㎝。
あのアフリカハゲコウより大きい!しかも野生!
ペルーに住み始めてからずっとコンドルを観たいと思っていました。
コンドルはペルーならどこでも見れるわけではなく、その大きな翼を活用できるような風がよく吹く山岳地帯に行かないと出会えません。
そこで遂に、2022年1月末にアンデスコンドルを観察できる峡谷に行くことにしました。
その名もカニョン・デル・コルカ(Cañon del COLCA)(和名:コルカ渓谷)
行き方はまずペルー第二の都市アレキパ(Arequipa)へ行き、そこからコルカ渓谷へ。
https://d-coool.com/2021/11/12/%E7%99%BD%E7%9F%B3%E3%81%AE%E8%A1%97%E3%80%82%E3%83%9A%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%81%AE%E5%8F%A4%E9%83%BD%E3%81%B8/
私は今回ツアーではなく自家用車で行くことにしましたが、アレキパ中心地に行けばいくらでも観光ツアーを見つけることができます。
(朝早いですがアレキパから日帰りも可能です。)
目的地のコルカ渓谷へは、まず4,800mの峠を超えていきます。この峠はビクーニャという動物の保護区域。沢山の野生の群れを観ることができます。(アルパカやリャマも沢山います。)
また、高地を通るため高山病予防の為にしっかりとした休息と水分補強。寒さ・日焼け対策を!
また、道なりにはケイコと呼ばれるモニュメントがあります。
日本人の私達は “え、かかし?” と思う見た目ですがこれは地の精霊を祀ったもので、日本でいう御神木とか神社的な神聖なものです。
粗末に扱わないようにしましょう!
アレキパから車で4時間、峠を超えてコルカ渓谷近くのチバイ(Chivay)(3,630m)という村に到着します。
小さな村ですが、中心地は石造りで風情があり、ホテルの種類も多くオススメです。
(最後に宿泊施設情報あり)
このチバイ村からコルカ渓谷はどの展望台に行くかにもよりますが、すぐ近くです。
展望台は沢山あり、写真では伝わりにくいですがどこもかなりの断崖絶壁で怖いです。
そして遂にアンデスコンドルと対面!
私は3羽のコンドルに出会えました。
最初は遠くすぎてわからなかったのですが、
見つけた時は渓谷の下の方に居たのにあっという間に空の高い所まで旋回しながら登っていきました。
運が良いと本当に側で観れるそうですが私は少し遠目からでした。
でも目標達成で大満足です!
広大な自然と野生動物達に癒された旅でした。
トレッキングや温泉施設の整備もあるので次はもっとゆっくり時間をとって訪れたいと思います。
↓最後におすすめ宿泊施設をご紹介します↓
① 夜のチバイ村を楽しみたい方向け
–La Casa de Anita-
私の泊まったホテル、清潔でサービス◎でした。
夜は徒歩で飲みに出かけれます。
② チバイ村の生活を堪能したい方向け
-Casa vivencial Yuraq Qaqa-
チバイ村でホームステイ!
民族衣装を着てや現地料理を教えてもらえるそう!空きがあれば行きたかったです。
③ リゾートでリフレッシュしたい方向け
-Hotel El Refugio-
プールにジャグジー、温泉付き。
12時にチェックインして翌日までゆったり過ごしたい。
今回は私が気になった3箇所を紹介しましたがまだまだ多種多様なホテルがありました。レジャーも沢山あるこの地域。是非ゆったりと訪れてください。
それでは今回はこの辺で、チャオ👋
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