僕のクールな友人が、世界を変える話

クールなイベント

 

こんにちは。初めまして。鹿児島在住のアミターブです。

D-COOL編集長のHirotoとは、インドで文字通り同じ釜のナンを食べた仲。新型コロナの影響で日本に帰国していますが、インドに帰る日を待ちわびています。

今日はみなさんに、途上国の課題解決のための活動をこのコロナ禍においても継続している、僕のクールな友人のことを紹介するため、無理を言って記事を書かせていただきました。Hiroto、ありがとう!

「世界を変えてきたのは、いつの時代も、たったひとりの熱い想いだ」…ったはずだった。

さて、D-COOLを読んで下さっているのは、「国際協力」や「途上国」といったワードに多少の関心がある方々が多いのかと思います。

その中には、昨今の新型コロナの影響で日本に帰国せざるを得なくなったり、渡航が延期、あるいは中止になったり、という方も多いのだろうと想像します。

 

「世界を変えてきたのは、いつの時代も、たったひとりの熱い想いだ。」

 

これは某国際協力機関のキャッチコピー。

僕もこのコピーのように、それはそれは熱い想いを持ってインドに赴任しました。

ところがどっこい。新型コロナの感染が拡大し、各国の空港が閉鎖されていく中で、志半ばで無念の帰国。

活動がやっと軌道に乗りそうなところだったのに!ちくしょう!

 

それでも帰国当初は「コロナが落ち着くまでの間、いろんな準備をしてインドに帰るぞ!」と意気込んでいました。

しかし、増え続ける感染者数や、社会が混乱しているニュースを追いかけるうちに無力感に襲われ、だんだんと自分の中の「熱い想い」がしぼんでいくのを感じていました。

 

正直なところ、この時期、すごくしんどかった。

厳しいロックダウン体制が敷かれたインド。そうでなくても元から吹けば飛びそうな、不安定な生活を強いられていた任地の人々。そして「コロナが深刻になる前に帰ってこれてよかったねぇ」と言ってくれる家族や友人。

色んなことにモヤモヤして、ストレスを感じ、身動きが取れなくなっていました。

 

そんな折、ある男が僕に連絡をくれたのです。

イショ「いやぁ、アミターブ! 今、鹿児島に来てるんですよー!」

アミターブ「なんだって!」

僕の友人・イショ

僕の友人であり、今回紹介したいと思っている男、イショからの連絡でした。

イショとはいったいどんな人間なのか。まずはこの動画を見てほしい。

 

イショは今、任地であるミクロネシア連邦・コスラエ島の未来を変えるべく、クラウドファンディングを実施中です。

『ミクロネシアでプラゴミを再利用して綺麗な海を次の世代へ』

そして、↑のリンクから、プロジェクト紹介文も読んじゃってほしい。イショが今どんなクールな挑戦をしているのか、知ってほしい。

 

このプロジェクトを、ごくごく簡単に言ってしまうと「コスラエ島という小さな島で、プラスチックのゴミ(プラゴミ)を再成形して、家具や建材として活用する」というもの。

じつはイショから「コスラエ島でプラゴミをリサイクルしたい」ということを聞いたのは、新型コロナが発生するずっと前。彼がコスラエからLINEで電話をかけてきてくれて、お互いの近況報告をした時のことでした。

インドもコスラエもお互いに電波が悪く、途切れながらもなんとか会話をするような状態でした。

イショ「いやぁ、プラゴミをリサイクルしたいと$%ですよ!そんで日本には、プラゴミから角材を作っている人が&$&%”…ですよ!」

アミターブ「すげぇな!」

音声こそ聞き取りづらかったものの、その時のイショの声には力強く前向きな勢いがあって、僕までワクワクしたのを覚えています。

その後、イショも同様に日本に緊急帰国していましたが、彼は帰国してなお熱い想いを持ち続け、コスラエ島のため、日本でひたむきな努力を続けていたのです。

イショは、鹿児島県のダイナミックラボというところで、プラゴミをリサイクルできるようになるための修行をしていました。

ダイナミックラボ公式ホームページ

 

イショが繋いでくれた縁で、僕もダイナミックラボに3か月ほど滞在し、イショと寝食を共にしながらさまざまな事を学ばせていただきました。

そして今イショは、プラゴミをリサイクルする機械を自分の手で作り上げ、その機械をコスラエ島に輸送する、というステップにたどり着いています。

 

イショが作った機械その①プラゴミを破砕する「シュレッダー」

イショが作った機械その②破砕したプラを金型に流し込んでタイルなどを作る「インジェクション」

イショが作った機械その③破砕したプラを押し出して角材にする「エクストルージョン」

 

 

ダイナミックラボで生活している間、イショはよくこんなことを口にしていました。

イショ「いやぁ、アミターブ。世界には知らないことがいっぱいありますねぇ!」

そう言って楽しそうにケラケラと笑うイショ。彼に引っ張られるように僕も毎日を過ごしてきました。

風の人・土の人

ところでみなさん、地域おこしや地方創生といったテーマの話で耳にする「風の人、土の人」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。

農学者であり信州大学名誉教授の玉井袈裟男という方が立ち上げた「風土舎」の創立宣言を引用します。

動くものと 動かないもの 風と土

人にもある 風の性 土の性

風は 遠くから 理想を含んでやってくるもの

土はそこにあって 生命を生み出し育むもの

君 風性の人ならは 土に向って吹く風になれ

君が土性の人ならば 風をよびこむ土になれ

土は 風の軽さを嗤い 風は 土の重さを蔑む

愚かなことだ

土は重いもの 風は軽いもの

風は軽く涼やかに 土は重く温かく

和して文化を生むものを

理想を求める風性の人 現実に根を張る土性の人

ここに集い 生涯学習集団 風土舎を発足させる

一九九五年三月三日

玉井架裟男

 

風の人土の人、両方が交じり合うところに文化が生まれ、「風土」となる。僕も国際協力にたずさわるものの端くれとして、大事にしている考え方です。

埼玉県からミクロネシア連邦コスラエ島に飛び、今度は鹿児島にやってきたイショ。自衛隊から国際協力の世界に飛び込み、たどりついた先々で人々に良い影響を与えるイショ。楽しく軽やかに目の前の課題をクリアしていくイショ。

彼はまさに風の人なんだと思う。

 

そしてイショの次のステップが、このクラウドファンディングなのです。

『ミクロネシアでプラゴミを再利用して綺麗な海を次の世代へ』

 

目標金額は200万円。彼の事だから、自分の力でだけで200万円を用意することが不可能だったという訳ではないでしょう。なにせ彼には陸上自衛官として鍛え上げた強靭な肉体があります。 

 

アミターブ「どうしてクラファンで資金を集めようと思ったの?」

イショ「いやぁ、コスラエ島のことをみんなに知ってもらうチャンスだと思って!」

アミターブ「実際のとこ、大変じゃない?」

イショ「いやぁ、おかげで自分のレベルが上がりまくってますよ!」

アミターブ「すげぇな!」

 

どこまでも軽やかに挑戦をし続けるイショ。ね?クールでしょ?

 

是非、クラファンのプロジェクト紹介文を読んでほしい。彼の取り組みを知り、応援してほしい。お金という形じゃなくても、周りの人にシェアする、だとか、コスラエ島という島を知る、という形でも。

リターン品も今後さらに追加していく予定だそう。

終わりに

人口6000人の小さな島、コスラエ島の未来が変わるということ。それは、島国である日本の未来が変わるということに直結している。そして、僕たちが今生きているこの世界の未来を変える、ということでもある。

超絶にクールな話だと、僕は思う。

 

「世界を変えてきたのは、いつの時代も、たったひとりの熱い想いだ。」

イショが用意してくれたこのきっかけを触媒にして、みんなで出しあった少しずつの熱い想いが、世界を変える大きな追い風になる。そんな未来に、僕も参加したい。

 

どうか!みなさま!なにとぞ!ご支援をお願いします。

 

『ミクロネシアでプラゴミを再利用して綺麗な海を次の世代へ』

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