マルシェでお買い物

クールな施設

Bonjour. 先日2月14日はバレンタインデー。カメルーンでは!?恋人や夫婦でダンスを踊ったり食事をしたりして過ごすそうです。さて、今回はカメルーンのマルシェ(マーケット・市場)をご紹介。

首都や一部の地域にはスーパーマーケットがありますが、ない地域ももちろんあります。
スーパーマーケット的役割となっているのがマルシェ(Marché)です。
日本でいう商店街のような所で沢山のお店と人で賑わいます。

私が住んでいる付近では一番大きなマルシェ、その名もマルシェB(Marché B)の様子をお届けします。

マルシェB

開催は毎週水曜日と土曜日で早朝から夕方18時ごろまで道沿いにザーっと沢山の物が並び、多くの人で賑わいます。

ちなみに規模は小さくなりますがすぐそばに毎日開催のマルシェA、1㎞程離れた所に毎週火・金曜日開催のマルシェCがありスーパーマーケットはなくとも何かしら生鮮食品が手に入ります。

さて、マルシェBに戻ります。

マルシェで買える野菜

マルシェでは日本でおなじみの玉ねぎ・ニンジン・ジャガイモ・キャベツ・ネギ・セロリ・トマト・さつまいもなどの野菜、パイナップルやパパイヤ・オレンジと様々なフルーツも手に入ります。
他にもキャッサバ・イニヤムと言った日本ではあまりみかけない芋類であったり、熟す前のバナナだたり、様々な種類の豆だったりも目にします。

転々と様々なものが売っていますが、この辺りはプランタン(バナナ)、ここはトマト、ニンジン、、、と少しブロック分けされている感じもします。


↑主にプランタン(バナナ)やイモが売られている所

だいたが15Lのバケツに入れられていてバケツ1杯いくらだったり、ピラミッドのように積み上げられて1タワーいくらと値段がきまっていたりすることが多いです。ぼったくられることもほぼなく、むしろおまけしてくれる事があります。

また、1タワーもいらない場合は半量にして半額交渉、いくら分欲しいか伝えると金額に応じた量を買う事がでたりもします。

時期によりますが、だいたいの値段は玉ねぎ中7個前後で500Fcfa(約100円)、キャベツ中1個200Fcfa(約40円)、ピーマン大3個で100Fcfa(約20円)、ジャガイモ15Lバケツ3,500Fcfa(約700円)くらいです。


↑こんな感じでスパイス各種も売っていて、ペットボトルのキャップだったり、空き缶だったりを計量カップ代わりにし、欲しい量を購入できます。


↑落花生は好みや料理よって使い分けできるように種類が4、5種類程あったり!!

お肉

主なお肉は日本でもお馴染み

鶏肉・豚肉・牛肉

値段は鶏肉1羽2,500fcfa~(約500円~)

豚肉・牛肉 各1㎏3,000fcfa前後(約400円)です。

鶏肉は基本生きている鶏を1羽買いです。
好きな鶏を選んで買えるので、目の合った鶏でもいいし、毛並みや大きさで判断しても。
自分の予算を伝えて、予算に合った鶏さんを紹介してもらうこともできます。

え、、生きたままどうするの!?と思うかもしれませんが、大丈夫。

現地の方は生きたまま持ち帰っている様子も見かけますが、追加料金100Fcfa~(約20円~)でお願いすればその場で対応してくれます。

処理は以下の手順

  • 鶏の足を持ち逆さづりにし、首を切る(顔と首が離れない程度に)
  • 袋に入れ、あばれる鶏が落ち着くまでまつ
  • 羽を取りやすくするため、ぬるま湯(鶏が茹で上がらない程度の低すぎず高すぎずない温度だと思います)に鶏を入れる
  • 羽を取る
  • お尻付近に切り込みを入れ、内臓を取り出す
  • 爪を切る
  • 水ですすぐ
  • 希望すれば細かく切ってくれます

こんな感じで新鮮な鶏肉を手に入れる事ができます。

ただ、何羽かを同時に対応している際は、「え、私の鶏どれ、、、」と少々不安になったりもします。

豚肉は

↑このような感じで。頭も売り物です。基本骨付き・皮つきですが、骨なしの注文は少々難しいもの、皮なしは対応してくださる事が多いです。買いたい部位や量を伝えると切り分けてくれます。


↑牛肉も豚肉同様自分の欲しい部位と量を伝えると切り分けてくれます。

何も言わずに欲しい量だけ伝えるとだいたい骨がついてきます。


↑また、この地域(西部州)ではお葬式やイベント等でよくヤギを食べるそうで、ヤギも売っています。

ヤギは基本生きたままお持ち帰りです!

その他、野生動物も食べたりするので、たまにサルやねずみ等が売られているところも見かけます。

お魚

魚は主に冷凍の魚(おそらく鯵)、あとは燻製にされた魚2種類とそれほどとそれほど種類は多くありませんが買う事ができます。
マルシェの近くに魚屋さんが1・2件あり、他の種類の魚も買えるそうです。

↑手前の袋に入っているのは乾燥小エビ、奥が燻製された魚。
小エビは一番小さい缶ではかったものが200Fcfa(約40円)、燻製魚は3~5個で500Fcfa(約100円)です。

その他いろいろ

マルシェでは他にも、ベニエ(ドーナツ)や炒った落花生等ちょっとしたおやつを売り歩いている人がみえたり、プチ食堂的な感じでカメルーン料理を食べられる場所もあります。

もちろん食べ物以外にも

↑服(主に古着)やベットシーツ等

↑鍋や包丁等調理道具・ジーンズも

↑下着がパラソルにぶら下っていたり

↑布が売っていたり

↑ズボンの丈もその場で直してもらえたり

他にも調味料、化粧品やネズミホイホイ的なもの等々、食べ物はもちろん生活で必要な物はだいたいそろいます。

地域や規模によってもマルシェの雰囲気は変わるので、いろんなマルシェを散策してみるのも楽しいです。

それでは今日もマルシェに行ってきます。

Bonne Journée (良い一日を)

この記事を書いた人
Sachi

カメルーン西部州での暮らし。
緑豊かな自然に囲まれ今日も坂道をのぼったりくだったり。

コメント

タイトルとURLをコピーしました