【インド】日曜日は青空ブックマーケットへ

クールなイベント

 

ナマステ。アミターブです。インドはデリーに住んでいます。

こちらデリーでは寒い冬が終わり、心地よい春の陽気が続いています。

 

今回は、毎週日曜日に開催されているという青空ブックマーケットに行ってみました。

 

 

デリーメトロやオートリキシャもいいのですが、今回は路線バスでのお出かけです。

バスに乗ると、中にいるチケット売りのおじさんに目的地を伝え、チケットを購入します。

今回は偶然ACバス(エアコン付きのバス)だったので、片道25ルピー(40円弱)でした。ACなしのバスだと片道15ルピー。安いね!

ただ、今回のバスは全然ACが効いていなくて、まるで蒸し風呂でした。窓は開かないし。暑い!

 

汗だくでバスに揺られること1時間ほど。バス停からしばし歩いて、お目当てのブックマーケットに到着です。

サンデー ブック バザール と書いてあります。

今回は路線バスで来ましたが、デリーメトロViolet Lineの、Delhi Gate駅もすぐ近く。
オールドデリーで一番有名で、歴史のあるDelite Cinemaという映画館の向かい側にあります。

 

敷地内に入ると、、、おお、所狭しと古本が広げられています。

小説から学校のテキスト、絵本に学術書までなんでもござれの品揃え。

 

地球儀や地図、文房具を売っているお店もありましたよ。

 

 

大量の難しそうな本を買い漁る大学生や、お母さんに絵本をねだる子供たち、買ったばかりの本を読み耽るおじちゃん、、、
日曜日っぽいのんびりした空気が流れていて、とても居心地がいいです。

 

 

こらこら、おっちゃん。本の上を歩いたらいかんでしょ。

 

こらこら~。せめて靴は脱ぎなよ、おっちゃん。

 

なんともまぁ、大らかです。

 

宗教関連の本を扱うお店もあり、ヒンドゥーも仏教も、様々な本が売っていましたよ。

こちらはイスラム教の聖典、クルアーン。

 

僕も何か掘り出し物を見つけるべく、一軒一軒じっくり見て周ります。

 

久しぶりに日差しの中を歩き回り、疲れてフラフラし始めたころ、、

好きな作家、ジョン・アーヴィングの本を見つけました。

「ガープの世界」と、「未亡人の一年」2冊で100ルピー(150円くらい)。安い!わーい!

 

探せばまだまだ掘り出し物はありそうですが、思いのほか長時間歩き回ったので、バテバテです。

いやあ楽しかった。戦利品を手に敷地を出ると、そこにはアイスクリーム屋さんが。

サチムチ・アーム(マジでマンゴーの意)というアイスを食べて一休み。

その名に偽りなし。マジでおいしかった。生き返った!

ついこの間まで寒くて震える日々だったのに、もうアイスがおいしい季節です。

 

 

なんでもこの青空マーケット、以前は近くの路上で開催されていたんだとか。
道路の片側、歩道沿いにズラーっと並ぶ古本市場だったものが、2年ほど前からここ、マヒラー・ハートという広場に移転させられたそうな。

路上でやっていたころのカオスな雰囲気や、セレンディピティあふれる空間が好きだった人達にとっては不満の多い移転だったそうです。たしかに路上なら、偶然通りがかった人も立ち寄りやすいしなあ。

でもまぁ、広々とした広場で、のんびりグルグル歩き回れる雰囲気もすごく良いものでした。

今回買った2冊を読み終えたら、また掘り出し物を探しに来てみようと思います。

 

 

それでは!ナマステ!

 

この記事を書いた人

インド・デリー在住。
ボーッと生きてたらいつの間にかインドにいました。
座右の銘は「ホージャエガー(なんとかなるやろ)」
「はい」は1回、「ティケ」は2~3回。

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