作ってみようカメルーン料理☆レギュームソテー☆

クールなフード

Bonjour 😉 みなさんこんにちは。

今回もカメルーン料理の作り方!
légumes sautés  (レギュームソテー)☆をご紹介します。

私の住んでいる地域(西部)ではにんじん、玉ねぎ、キャベツ、ピーマンなど日本でおなじみの野菜がたくさんマルシェ(市場)で売られています。

もちろんなじみのない野菜も!!その中の1つが今回紹介するレギュームソテーの主役のレギューム!

↑こちら、レギュームとは野菜を意味するフランス語ですが、カメルーン(私の住んでいる地域)ではこの葉野菜の事を主にレギュームと呼んでいます。

日本の野菜に例えると菜の花、ほうれん草、小松菜を混ぜたような感じです。レギュームではなく本来別の名前があると思うのですがまだちゃんと聞き出せていません。

と思っていたのですが、ちゃんと名前を教えていただけました!!!

Morelle noire と言うそうで、Wikiさん情報によると日本語だとイヌホオズキ。日本にも生えている雑草!?有毒成分があるそうなので、紹介しておきながらで申し訳ありませんが、ちょっとこのレギューム(Morelle noire)をその辺から探してきての調理はオススメしません

ということで、作りかたです。

~材料~ 約10人分

・レギューム 5束 (聞き込み調査では1束だいたい250g)
・トマト(中) 10個
・玉ねぎ(中) 10個
・ニンニク ふたつかみ程
・ポワソンフュメ(魚の燻製) 6匹前後
・油 適量
・マギーエビキューブ 2個(普通のマギーブイヨンやコンソメでも)
・唐辛子 少々(お好みで)
・白胡椒 少々 (お好みで)
・その他スパイスお好みで(今回はロンデンというスパイスも少し入れました)
・Sel gemme (灰色な粉)一つかみ弱を200ml程の水に溶かしておく(これはあく抜きのために使用)


↑このような感じももので、水で溶きます

~用意するもの~

・包丁
・鍋
・木べら(具材を混ぜる用)
・ザル
・トレーやボール等

 

~作り方~

1.レギュームの茎の部分を取り除いてから葉を細かく刻む
(茎は捨てます、また時々花や実がついていることもあるのですが、それも捨てます)

2.トマト・玉ねぎ・ニンニクを細かく刻みザルで水気を切っておく

3.ポワソンフュメの骨を取り除いてお好みの大きさに切る

4.鍋の三分の一くらいの量の水を入れ沸かし、沸いてきたら水に溶かしたSel gemmeを入れる。

5. レギュームも全部入れ10分程湯でる(肝心なレギュームの写真が、、、ない)

6.火からおろし茹で汁をすべてすてる(この時ザルを使うとスムーズ)熱いのでやけどに注意!!!

7.レギュームを再び鍋に戻し、水を加える(熱いのでしばらく放置)

8.粗熱がとれたらギューーッと絞って水気をよく切り別の容器に移す

↑手ですくいにくくなってきたらザルを使ったりして

いよいよ本格的に調理開始!!

9.鍋に油を少し多めにひき、温まってきたら玉ねぎを入れ炒める(お好みで唐辛子も一緒に)

10.玉ねぎがしんなりするまでしっかり炒めたら、刻んだトマト・玉ねぎ、ニンニク、ポワソンフュメを入れかき混ぜる

11.マギーブイヨン、白胡椒などお好みの調味料を加える。(この日はエビ風味のマギーブイヨン・白胡椒・ロンデンというスパイスを使っていました)

12. 主役のレギュームを入れ混ぜる(絞った際にボールのような塊になってしまっているので、パラパラと崩しながらいれていきます)

11.5分~10分程混ぜて味の調整をしたら火からおろし完成です★

少しおいてから食べたほうが味がしみ込んで美味しく食べられるそうです。
お腹がすいて待ちきれなかったため、できたてをすぐにいただいたのですが、ちゃんと味もついており美味しくいただけました♪
開始から2時間半ちょっとで完成!といっても、レギュームは前日、知人に切ってもらったため、本来ならもっと時間がかかっていました。
レギューム・トマト・玉ねぎ・ニンニクを切る作業と、レギュームを絞る作業に少し時間がかかりますが、玉ねぎの炒め始めから完成までは40分程だったので、準備さえできていれば早くできる料理かもしれません。
今回は魚の燻製を使いましたが、牛肉もおススメみたいです。(個人的には魚で作ったレギュームソテーが好き)

レギュームは洗う前に切り、というか、洗わずに、切ってそのまま茹でる事が多いです。
茹でる工程と、茹でたら後も水につけるためそれが洗う事になっているそう。
茹でて、水につけて、、、と水が濃い緑色になっているのを見るとなんとなく栄養が抜けている気がしますが、野菜はたっぷり取れているかなと思います!!そしてなによりおいしい!!!


この日は茹でたMacabo(芋)と一緒にいただいたのですが、愛称抜群で一気に食べてしまいました。材料それぞれの美味しさが絶妙に混ざり合っている感じです。

個人的に重要だと感じた事はあく抜き(毒抜き!?)をすること。

1人で作ってみたときに、あく抜きを忘れ(普通にお湯でゆでただけで)作ったところ少しお腹が不調になりました。

あく抜き忘れずに!!!食べすぎ注意!!!

日本に帰ったらレギュームの代わりにほうれん草、小松菜、菜の花あたりでレギュームソテー風を試しに作ってみたいと思います。

それではまた。

Bonne journée (よいい1日を)😉

この記事を書いた人
Sachi

カメルーン西部州での暮らし。
緑豊かな自然に囲まれ今日も坂道をのぼったりくだったり。

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