アフリカの縮図と言われる「カメルーン料理」とは

クールなフード

Bonjour à tous! 皆様こんにちは。

今回は「カメルーン料理」について、2年の滞在経験から紹介したいと思います。

ただ、カメルーンは『アフリカの縮図』と称されており、アフリカ全土の気候帯や250以上の民族が存在しています。

その為、料理や食文化も実際には非常に多種多様で、各地域の伝統によって異なることもある為、一概に「カメルーン料理」と括って食文化を語ることは難しいかもしれません。

したがって今回は私の独断で、個人的に代表的な「カメルーン料理」だと思う3つ
「主食」と3つの「副食(おかず)」と「間食」を紹介できればと思います。

主食編
1.フフ(クスクスマニョック): Fufu (Couscous de manioc)
2.プランタン(プランテン、プランテイン) : Plantain
3.バトン・マニョック : Bâton de manioc

副食編
1.ンドレ: Ndolé
2.ポワソンブレゼ: Poisson Blaisé
3.ガンバス: Gambas

間食編
1.ベニエ: Beignets

カメルーンの郷土料理 (主食編)

カメルーンではパンやパスタ、米類も広く食べられていますが、実にバリエーションに富んでいます。

1.フフ(クスクスマニョック): Fufu (Couscous de manioc)

「クスクス」というと小麦粉原料の世界最小のパスタを想像する方も多いと思われますが、カメルーンのそれは原料が異なっています。主にキャッサバを製粉して湯で練ったもので、伝統的な主食として広く食されています。見た目や食感はお餅に似ています。


フフを練り上げている様子。

2.プランタン(プランテン、プランテイン) : Plantain

簡単に言うと調理用バナナです。日本で食べられているバナナとは全く異なっており、生食だと、固く、味も薄く、寧ろ芋類に近いようなものです。

このプランタンはカメルーンでは、蒸す・焼く・茹でる・揚げるという加熱を経てようやく甘味が現れます。また、薄切りで揚げたバナナチップスのような軽食もよく食べられています。



揚げたものとスーパーで売られているもの。通常のバナナよりサイズが大きい。

3.バトン・マニョック : Bâton de manioc

固いお餅のような食感、独特な匂いとほんのり酸味がある癖のある食べ物です。
見た目は、ちまきのようですが完全に異なります。キャッサバを製粉し、丸めて発酵させ、擦り潰してバナナの葉に包んで棒状に縛って、煮て出来上がります。
焼き魚(ポワソンブレゼ: Poisson blaisé) は必ずこれと一緒に食べます。これが一番合います。

カメルーンの郷土料理 (副食編)

カメルーン料理の傾向として日本と比較すると塩・スパイス・油の量が多いと感じています。その為に胸焼けを起こす人もたまにいますが、先ずは少しずつぜひ試してみてください!

1.ンドレ: Ndolé

「カメルーン料理」と言えば必ず出てくるのはこの料理。カメルーンの国民食です。カメルーンでは現地語で仲良い友人のことを『ンドレ!(Ndolé)』と呼んだりします。

 ほうれん草のような「ンドレ」という葉物野菜を塩を加えた湯で煮て苦味を飛ばした後、それを砕いたピーナッツとスパイス、油を加えたペースト、そして、肉か魚かエビを加えて完成します。


右がンドレ、左にあるのは蒸したプランタン(主食)

2.ポワソンブレゼ: Poisson Blaisé

日本でいうと柚子胡椒のような緑色のスパイスの効いたソースをかけて、魚を炭火でパリッと焼いたものです。

このソースと付け合せの野菜、バトン・マニョックと炭火焼きで香ばしい魚の組み合わせが最高です!魚の種類としては、鯵、鯛、ティラピアやナマズなど多岐に渡ります。
また私はこのソースをチキンにかけて炭火で焼くプレブレゼ(Poulet Blaisé)も大好きです。


上部がポワソンブレゼ、下部のエビはガンバスという種類。

3.ガンバス: Gambas

ガンバスはカメルーンで有名なエビの一種です。実は「カメルーン」という国名は、ポルトガル語でエビを意味しています。

15世紀にこの沿岸にきたポルトガル人がたくさんのエビがいる様子をみて、エビの川(リオ・ダス・カマローネス)と呼び、転訛して「カメルーン」と広く呼ばれるようになりました。それほどカメルーンではエビが親しまれています。
ポワソンブレゼにつけて焼くような、緑のスパイスの効いたソースをかけて炭火で焼き上げます。食感は非常にプリプリしていて、堪らない一品です。


ポワソンブレゼと同じようにスパイスソースをかけて、炭火で焼き上げる。

カメルーンの郷土料理 (間食編)

1.ベニエ: Beignets

ベニエはフランス語で「揚げた生地」を意味します。
まさに小麦粉を丸めて揚げたものです。

砂糖を加えてスイーツ(ベニエ・スクレ)のように食べられていることもあり、ドーナツ(ベニエ・ファリン)やサーターアンダギー(ベニエ・スフレ)のようなもの、バナナと混ぜてもっちりさせたもの等、様々な種類があり、年代問わず定番のおやつです。

私の住んでいた地域では、週末の朝にベニエ屋さんが売り歩き、お小遣いをもらった子どもたちがベニエ屋さんの声をきいて家から飛び出るというのが日常でした。


いかがでしたでしょうか?
今回は滞在歴2年の私が独断と偏見でカメルーンの代表食だと思うグルメを紹介いたしました!
主食、副食、間食まで、カメルーンの料理や食文化には魅力が溢れています。

食べすぎると胃もたれや脂質過多になりやすいので、先ずは少しずつ気をつけて楽しんでいただけると嬉しいなと思います。

ぜひお試しあれ!
Bon appétit! (ボナペティ:召し上がれ!)


こちらの記事は2022年度1次隊(カメルーン・小学校教育)の美淋光哉さんに寄稿いただきました。

この記事を書いた人
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