セネガル人が生まれる前から受けている英才教育とは?

クールなイベント

みなさんこんにちは!マスミです!!
私はJICA海外協力隊としてセネガル共和国の小さな町で1年間生活していました。

セネガルってどこ?という人のために、まずはセネガルの基本情報をご紹介します。

セネガル共和国

地域:西アフリカ
首都:ダカール
面積:197,161平方キロメートル(日本の約半分)
人口:1,800万人(2023年)
民族:ウォロフ、セレール、プル等
言語:フランス語(公用語)、ウォロフ語など各民族語
宗教:イスラム教95%、キリスト教4%、伝統宗教
気候:雨季(7月〜10月)、乾季(11月〜6月)
通貨:西アフリカCFAフラン
主要産業:農業、漁業
国樹:バオバブ

セネガルはアフリカ最西端に位置する国です。
日本ではサッカーが強いことで有名でしょうか。

日本からは飛行機を乗り継いで約24時間かかります。

アフリカというとキリンやゾウ、ライオンなど動物がたくさんいるサファリやジャングルをイメージするかもしれませんが、セネガルは乾燥地帯が多いためか大型の野生動物はほとんどいません。

広大な大地には羊や牛などの家畜の群れが遊牧民と移動しているのを見ることができます。


「セネガルの家畜」

今回は、そんなセネガルの音楽とダンスをご紹介したいと思います。

セネガルの楽器は色々ありますが、手で叩くジェンベ(ジャンベ)太鼓が有名ですね。


「ジェンベ」

そのほかにも手と棒を使って叩く太鼓や小さめの太鼓、大きな瓢箪を楽器にすることもあります。


「小さな太鼓」

セネガルでは結婚式や赤ちゃんが産まれた時の命名式、
お祭り、各種イベントでいつでも太鼓の音をベースとしたセネガルミュージックで歌い踊ります。

どんな街にもセネガルミュージックを提供しているグループがあって、イベントに出没します。
男性グループは力強い太鼓の音が特徴的で、女性グループは民族語の歌をたくさん歌います。


「セネガルミュージシャン」

ダンスは民族によって多少違いがありますが、
力強く足を踏み鳴らしたり手を大きく動かしたりとリズムに乗って何時間でも踊り続けます。

特に女性はダンスが大好きで、セネガルでは小さな子どもからおばあちゃんまでみんな踊れます
(なぜか男性は恥ずかしがってあまり踊りません)。

私も最初は手取り足取り踊りを教えてもらっていましたが、1年経つ頃にはある程度踊れるようになりました。


「セネガルダンス」

小さな子どもでもノリノリで踊っている!?
独特なセネガルのリズムを感覚どうやって習得するの??と思ったそこのあなた!!

その答えは
「お母さんのお腹にいる時からリズムを聴いている」
「お母さんが赤ちゃんをあやす時にセネガルリズムで歌を歌っている」
だそうです。
セネガル人は生まれる前から音楽とダンスの英才教育を受けているんですね!


こちらの記事は2023年度7次隊(セネガル/公衆衛生)猪股万寿美さんに寄稿いただきました。

この記事を書いた人
世界の協力隊から

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