魅惑のインドファッション【女性編】

D-ファッション

 

ナマステ!

インドに来てからTシャツをあまり着なくなったいとかほです。

 

みなさんはインドの民族衣装と聞いて、何を想像しますか?

 

 

多くの方が想像するのは有名な「サリー」ではないでしょうか。

きらびやかな装飾が施されていて、非常にゴージャスですよね✨

 

実はインド人はとってもファッションに敏感買い物好き

インドで生活していると、インドファッションの多様さに驚かされます。

 

今回はそんなインドのファッション【女性編】をご紹介します!

 

インドの女性服、種類が多すぎて分からない問題

 

 

さて、上の画像はAmazon India の女性服カテゴリーです。

 

よく見ると「Western Wear」や「Jeasns&Jeggings」などに混ざって

「Ethnic Wear」「Kurtas」「Salwar」など見慣れないカテゴリーがあるのが分かります。

 

初めて見る方は「なんだこれ??」と思いますよね。

 

広大な土地を持つインドでは、州や地域によって異なる多様なファッションがあります。

インド全域においてよく見かけるのが伝統衣装の「サリー」若者を中心に人気の「パンジャビ・ドレス」の2種類です。

 

次の項目からは、この2種類について紹介していきます♪

 

 

インドと言えばやっぱりこれ!伝統衣装「サリー」

画像の向かって左がサリー(Saree)です。

およそ6m の布を体に巻き付けて着る、インドの伝統的な服装です。

 

インドに来るとたくさんの人がサリーを着ているのが分かります。

若い人はカジュアルな服装の人も多いのですが、主にヒンドゥー教徒を中心に結婚後の女性や年配の女性などの多く

このサリーを着て生活しています。

 

右はレヘンガ―(Lehenga)と呼ばれるもので、

ぱっと見はサリーなのですが下のスカート部分がサリーではなくセパレートのスカートになっているというものです。

 

 

サリーの着方にも色々ある?!

上の画像の①~④は全部「サリー」です!

①・・・首元をゆるく垂らすようなスタイル

②・・・後ろからサリーの端を持ってきて前に垂らすスタイル

③・・・胴体にぐるぐると巻き付けるスタイル

④・・・サリーの端を肩にかけ、前から後ろへと垂らすスタイル

 

デリーでよく見かけるのは④のスタイルですが、他の州や地域に行くと色々な着方がされていて非常に興味深いです。

お隣の国ネパールやバングラデシュ、スリランカなどでも親しまれているサリー。

「サリー」とは一概に言っても、色々な着こなし方があるんですね。

 

 

サリーレヘンガ―には国や地域などによって様々な着こなし方がある!

 

 

サリーには欠かせない!チョリ(Choli)

サリーやレヘンガ―を着る際に欠かせないのが、この「チョリ(Choli)」です。

チョリはブラウスとも呼ばれ、トップスとして身につけます。

 

基本的にチョリは下着(ブラ)の上から着けるものだそうですが、中にはカップの付いたものも作られており、下着をつけずに直接着ることも出来ます。

 

チョリにも色々な種類があり、

●前開きのものは「オープン・フロント(Open-front)

●後ろ開きのものは「オープン・バック(Open-back)

などと呼ばれています。

 

サリーと同じく、袖口につけるフリルや布のデザインなどにこだわれば世界にひとつだけのオリジナルチョリを作ることもできます♪

 

 

若い女性を中心に人気!「パンジャビ・ドレス」

 

パンジャビ・ドレス近年若い女性を中心に人気のスタイルです。

 

上にチュニック、下にパンツを履いてストールを肩にかけるというスタイルが一般的なパンジャビ・スタイルです。

サリーに比べて被るだけで着れて、洗濯も楽々♪というのが若者に人気の理由でしょうか。

 

元々はシーク教の方の間で着られていた服装で、「パンジャビ」という名前の通り、シーク教の人々が多い「パンジャブ州」が由来となっています。

 

上に着るチュニックには2種類あり、それぞれ

●クルタ(女性用はクルティとも)・・・丈がひざ位かそれより長いもの

●カミーズ・・・丈がひざより短いもの

と呼ばれています。

 

オーソドックスなチュニックは刺繍が施されているもので、中には飾りとしてミラー刺繍が施されているものなんかもあります。

襟の形も前に逆三角形(▽)の切込みがあるものや後ろにドロップ型の穴が開いているものなど種類があるのですが、

シフォン、コットン、シルク、ブロックプリントなどなど・・・・色、素材、飾りも多種多様です!

 

 

下に履くもので着回しコーデが出来る♪

「服を買うときの基準は、着回しが出来るかどうか」という方、多いのでは?

私もその内の一人で、いつも自分の持っている服とマッチするかどうかあーだこーだと考えながら買い物をします。

 

「パンジャビ・ドレス」でも、下に着るものを変えることで「着回しコーデ」ができちゃうんです!

 

●レギンス(チュリダール)・・・脚の形にフィットする細身のパンツ

●サルワール / パティアラ・・・裾が絞られているゆったりめのパンツ。サルワールは腰の周りがゆるくいものを、一方パティアラは腰の周りにタックの入ったもの指すことが多い。

 

●パンツ以外に、スカート「パラッゾ」と呼ばれるスカート風のパンツなどを下に履いている人も多く見かけます。

パンツと比べ、風になびくと裾がふんわりと広がってとても可愛らしいです♪

チュニックとボトムスで色んなコーデが楽しめるのね~

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回はインドのファッション【女性編】を紹介しました。

記事の中で紹介した「サリー」と「パンジャビ・ドレス」の種類を以下の表にまとめてみました!

 

 

「サリー」や「パンジャビ・ドレス」は既製品を購入することもできますが、

何と言っても自分好みのものを特注でオーダーできちゃうことが1番の魅力です♪

布の素材や色、裾などにつける装飾や長さなど好きにカスタマイズすることで、世界に1つだけのインド服を作ることが出来ます。

 

1度こだわり始めると本当にキリがないのですが、自分だけのインド服ってかなり魅力的ですよね。

 

めくるめくインドファッションの世界、あなたも足を踏み入れてみませんか?

 

 

それではみなさん、ぴるみれんげ~(また会いましょう~)

 

 

この記事を書いた人
いとかほ

インド在住。
日本語教師だが生徒からは「ダンスの先生」「アート&クラフトの先生」だと思われている。好きな色は白色。

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