メヘンディの世界Part2

D-ファッション

ワナッカム!
南インドチェンナイ 在住のHikariです。

今日も暑いですね!!

さて今回は前回のメヘンディ(ヘナタトゥー)特集の続きです。

前回の記事は

フリーハンドで幾何学模様!メヘンディの世界❁
ワナッカム!南インドのHikariです。 先日のディワリの時期に手にメヘンディを施している方をたくさん見かけました。 同僚に写真取らせて~と言うと今度やってあげるよ!ということでコテコテに体験してきましたので紹介します。 メヘンディ=ヘナタ...

こちらをチェック!

 

1週間後のメヘンディ

まずは予告通り、先週私の手に施したメヘンディの経過をお知らせします。

じゃん!

あらー薄くなってる〜

特に手のひら、日に日に薄くなっています。

理由は明解です。

手はよく使うからですねぇ。

 

私はこれまでにもメヘンディを体験したことはあるのですが、手のひら、しかもこんなに全体的に複雑な模様を乗せたのは初めてでした。

手のひらにあると、やはり生活していて

おっと!そうだメヘンディしてたんだ!

って気づくことが手の甲や腕等に比べて多い気がします。

 

例えば手を洗う時、

シャンプーを手に出す時、

化粧水を使う時、

料理の時。。。

 

当たり前ですけど手はよく使うし、よく水に触れて洗われます。

早く消えるのも納得ですね。

その証拠に手首、腕の方とは全く違いますよね。

そして爪は色濃く残っているのも、肌のようにターンオーバーしないからですね。

 

 

さてここで

なーんだ結局1週間くらいか~

とがっかりしないでください。

 

もちろん手以外ならもう少し保ちますし、ヘナを濃くたっぷり乗せることでも色濃く染まり、長持ちします。

が、前回の投稿で2週間から1カ月もつと書いたのは嘘ではないんです。

 

それは本物のヘナのペーストを使った場合です!

 

私がこれを手に施して以来職場のインド人が

お、ヘナじゃん!誰がやったの~?等々声をかけてくれます。

そしてみんな決まって言うのが、本物のヘナの葉を使えばもっと濃くてきれいに出るよ!ということ。

また、香りもいいし肌にもいいというのです。

 

どの葉がヘナなのか私には分かりませんが、みんなその辺にあるよと言います。そしてすりつぶしてペーストにするんだそうです。

今度やってあげるよーとみんな言ってくれますが、ヘナコーンに比べて手間がかかるのは間違いありませんし、みんなの今度はいつになるのかしら笑

もしやる機会があればまたリポートします。

とりあえずインターネットで見つけたヘナの葉と粉末状にしたもの、ペーストのイメージはこんな感じです。

 

 

また、別の同僚がその本物のヘナで手にペイントしていたので撮らせてもらいました。

へー、こんな模様もありなんだ!

そしてたしかに濃くて長持ちしそうな雰囲気ありますわ。

 

自分でもできるよ!メヘンディ❁

メヘンディがどういうものかは、かなりみなさんに分かってもらえたことと思います。

でも自分じゃできないからやってくれるところを探すしかないよね~と思ったそこのあなた!

いやいや、メヘンディは誰でも気軽にできてしまいます。

先ほど紹介した葉っぱからペーストを作るのは簡単ではないと思いますが、先週投稿した市販のヘナコーンなら

お値段15ルピー(約23円)で手に入ります。やすー!

これなら失敗してもいいやって感覚で気軽に購入できますね。

 

実は私、今回よりも前にもデリーで買ってみたことがあります。

こちらは週末にやっているマーケットでなんと10ルピー(15円くらい)でした!

 

 

ところが私には絵心がなかった・・・

 

画像検索しながらやってみたけど・・・

・・・。

 

ボールペンの下書きもむなしく、大好きなスヌーピーを描いて満足しましたww

ところが!

 

ふと隣を見ると絵心のありまくるCOOLな人発見!

このサイトでもおなじみのいとかほ!

いとかほ

彼女の手にかかれば・・・

おぉ~!

細部には針を使う職人技!

わーい!趣味のウクレレもつ指にアクセント☆

 

調子に乗った私は・・・

 

日本で少し前に話題になったベースヒーローのマネをして

魔貫光殺砲⚡⚡

コスラエのケロにはウクレレ貫通しちゃうよ!と心配されましたが大丈夫でしたε-(´∀`*)ホッ

 

そしていとかほ自身は

お見事~!

 

と、こんな感じでヘナコーンを手に入れたら別にインド的な模様にこだわらず、好きなようにメヘンディを楽しむことができるのです。

 

幾何学模様のヒミツは「米」!?

でもでも、

Hiroto
Hiroto

スヌーピーとか魔貫光殺砲なんて邪道や!伝統的な模様が描きたい!

 

(私みたいに)絵心ないからムリだ。。。

 

という人のために、習ってきましたよ~コーラム(ランゴーリ)柄!

の、きほんのき!だけですが。

特別に教えちゃいますよ~

その秘密はズバリ「米」です!!

 

同僚が紙に書いてみせてくれました。

まず十字を描き、それをまた斜めに等分する2本の線を描きます。

*ではありません。8等分ですね。これなら誰でも描けますよね。

そこから隣り合う線の端と端をむにゅっと結んで花になります。

これが基本のデザイン。

そこからいろいろなデザインを足していくのです。

周りを同じ形で囲ってみたり、

さらに違う模様を同じ間隔で並べてみたり、

ドットを足してみたり、とそこから発展させていくのです。

 

なんとなく、フリーハンドだけどちょっとできそうな気がして来たでしょ?

 

もう一つ基本の形として「井」を使う方法も教えてもらいました。

上の写真の下の方にあるように「井」を描いてから一個飛ばしで直線の端と端を結んでいくと星になるのです!

あとは先ほどと一緒でいろいろアレンジを加えていくと。

 

彼女たちが「慣れ」といった意味が少し分かる気がしますね。

コツが分かると描いてみたくなります。

 

今はまだ私の左手は混雑していますが、そのうち自分でも挑戦してみようと思います。

 

メヘンディを行うときの注意事項

さてみなさんかなりメヘンディがやりたくなってきたことと思います。

ここで一つだけ気を付けてほしいことがあります。

それはヘナペーストの選びかたです。

もちろん自分で葉をすりつぶして作ったペーストなら何も問題ないのですが、最近ブラックヘナという種類があるようなのです。

タトゥーというと黒のイメージですよね。なのでその黒に近づけるために化学物質が混ぜられているものがあるのです。

そしてそれを使ってヘナタトゥーをすると、人によってはアレルギー反応を起こし、赤くやけどのように膨れ上がってしまうこともあるそうです。

流通しているということはすべての人に起こるわけではないと思いますが、海外でヘナをする際は気を付けてください。

見分け方は色が自然のヘナは緑がかった茶色なのに対し、ブラックヘナは黒いということ、また、匂いも自然のヘナは草のような香りがしますが、ブラックヘナは薬品っぽい匂いがします。

どこかでやってもらう際は100%ナチュラルか、ケミカルは入っていないかを確認した方がいいでしょう。

 

 

では素敵なメヘンディを楽しんでください!

満月とウクレレとメヘンディ

いい曲が生まれそう。。

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