ボツワナのCOSTCO、Sefalana!

D-ショップ

みなさんどうもこんにちは、知らない人から声を掛けられる時はだいたいHey! Big Man!のかねぴーです。

みなさんはCOSTCOをご存知でしょうか。「舐めてるのか!」「知ってるに決まってるだろ!」という声が聞こえてきそうですが、しばしお付き合いください。COSTCOは世界規模で展開している、会員制の倉庫型卸売・小売チェーンで、日本でも現在26店舗が出店されています。なぜか、超田舎の僕の地元にまであります。アフリカにはまだ進出していませんが、ボツワナにはCOSTCOに代わる倉庫型の大型卸売チェーンである、Sefalanaという会社があり、全土に展開されています。今回はそんなボツワナ国内でイケイケ企業のSefalanaをご紹介していきます。

 

Sefalanaとは?

歴史

Sefalanaは1974年にSefalana GROUPの最初の事業としてボツワナで誕生し、1979年に上場しました。現在では、隣国であるナミビアやレソトまで展開されてます。

Sefalana GROUP

Sefalana GROUPはTRADING、INDUSTLIES、MOTORS、PROPERTIESという4つのセクターに分かれています。それぞれざっくり説明させてください。

1. TRADING

このセクターでは本記事の主役である倉庫型の店舗、スーパーマーケット、コンビニ、酒屋、タバコ屋などの経営が行われています。

2. INDUSTLIES

Foods Botswanaは、ボツワナ第2の都市であるフランシスタウン近郊のセロウェという街に工場を運営しており、ソルガム(トウモロコシみたいなやつ)、大豆等をベースにした製粉を主に生産しています。ちなみにここで生産されている商品は、ボツワナ政府の給食計画にも利用されているため、力を入れているようです。

3. MOTORS

Commercial Motorsは、日本企業ではHONDAなどの自動車製品の公式フランチャイズ現地代理店となっています。Mechanised Farmingは農業用の重機や器具の販売、ワークショップ施設を提供しています。ワークショップの施設の提供、非常に興味深いです。

4. PROPERTIES

Sefalanaは戦略的に不動産にも進出していて、ボツワナ全土の工場や倉庫、ワークショップ施設なども含めて60万㎡以上の土地を保有しています。さらには、ザンビアとナミビアにも土地を持っているみたいです。

Sefalana - Home

 

倉庫に行ってみた

カサネにあるSefalanaの倉庫は、街の中心地にあるタクシー乗り場から、隣村のカズングラ方面へ、5分くらい向かったところにあります。P5(約50円)です。

日用品

トイレットペーパー。

からのパンパース。

食器類。

冷蔵庫、洗濯機。

テレビ。

三種の神器が揃いました。Sefalanaに来れば、生活に必要な物がほとんど手に入る気がします。

お菓子

お菓子ゾーンは日本の駄菓子屋みたいな雰囲気がありました。ワクワクします。

海外特有のカラフルなガムやグミ。

3mくらいの高さまで積まれたスイートチリのお菓子。街中にあるTack Shopと呼ばれる小売店で、小分けにされたものが1P(約10円)で買えます。僕はまだ食べたことないですが、うまい棒みたいな感じだと思います。たぶん。

ジュース

大量のペットボトルのコーラやファンタと

大量の缶のコーラとファンタ。買い占めたい。この他にも、50種類くらいのジュースが置いてありました。

アルコール

ボツワナ人が大好きなのBlack Lavel、やSt Louis、Castle Liteを中心に、色々な種類のビールが置いてあります。

通路までビールが占拠!!

そして、おしゃれなシャンパンやワインも置いてあります。ほとんどがP100(約1000円)くらいの、お手頃価格です。

食品

1袋3キロのマカロニやパスタ。

魚の缶詰がぎっしり。

そして砂糖。ボツワナ人はコーヒーや紅茶に尋常じゃないくらい砂糖を入れます。以前、紅茶に大さじ10杯くらい入れているのを目撃した時は、さすがにビビりました(笑)

いろんな種類のソースや調味料もあります。

番外編

めちゃくちゃしっかりしたテントも売っていました。P6000(約6万円)

これは、特大の鍋です。お祝い事などのイベントで人がたくさん集まる際には、この鍋を使って料理をします。お値段P3000(約3万円)。結構しますね。

こんな感じで料理します。ほぼ魔女です。

 

まとめ

今回紹介させていただいたのは、Sefalanaのほんの一部です。そして、写真で見るよりも実際に行って見た方が断然迫力があります。ぜひ、カサネを訪れた際にはSefalanaに寄ってみてください!

SHARP!!

この記事を書いた人

学生時代にフィリピンやインドネシアなどでフィールドワークを経験し、開発途上国の農村部に関心を持つようになる。カーディーラーでの営業を経て、現在はボツワナで住民の収入向上を通じた生活向上に携わる。

KanePをフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました