【最強】ボツワナを席巻するおじさんの正体とは?

クールなフード

Dumelang borra le bomma。かねぴーです。

みなさんは、クッキー(ビスケット)はお好きでしょうか。好きですよね。僕はめちゃくちゃ好きです。むしろクッキーが嫌いという人に出会ったことがありません。まず「クッキー好き?」なんていう会話をこれまでの人生でしたことがありません。なので勝手に嫌いな人はいないと思い込んでいるだけかもしれません。嫌いな人がいたら教えてください。

ということで、今回はボツワナのスーパーマーケットを席巻する、BAKERSというクッキーのブランドをご紹介していきたいと思います。

BAKERSの歴史

BAKERSは、1851年にイギリスから移住してきたジョン・フレデリック・バウマンによって、ボツワナの隣国である南アフリカで創業が開始しました。少し話を脱線します。高校の世界史などで勉強した人もたくさんいらっしゃると思いますが、南アフリカは大航海時代にポルトガル人のバルトロメウ・ディアスが初めて喜望峰に到達したことで有名です。その後は世界初の株式会社と言われている、オランダ東インド会社がケープタウンを拠点にしたことによって、オランダの植民地支配が始まりました。そして、ナポレオン戦争の勃発と終焉を機に、1814年に正式にイギリスの植民地となったので、その約40年後にイギリス人によって設立されたBAKERSからは色々な歴史的背景を考えさせられます。ちなみに、元々は軍や船乗り用のためにクッキーが作られていたようです。

 

おじさんの正体

サムネイルにも登場しているこちらのおじさんですが、彼は “THE LITTLE MAN”と呼ばれるBAKERSの公式ロゴで、すべての商品のパッケージには彼がいます。冒頭からどうでもいい話から入ってしまいましたが、ここでもう1つどうでもいい情報です。このおじさんの正体は、創業者であるバウマンだそうです。ケンタッキーのカーネル・サンダースと同じパターンでした。

「おじさんの話はもういい!」と思われている方もいらっしゃると思いますが、もう少しだけお付き合いください。

こちらは、BAKERSの一昔前のロゴです。クッキーの箱を持ったエプロン姿のおじさんは、品質とサービスのシンボルとして描かれていて、バウマンの勤勉で陽気な精神も具現化しているらしいです。

これにておじさんの話は終わりです。

 

商品紹介

まず初めにこちらの写真を見ていただきたいと思います。

ここは、前回紹介したSefalanaCHOPPIESなどと並ぶ、ボツワナで人気のSPARというスーパーのカサネ店です。おそらく、ほとんどの国のスーパーにはお菓子コーナーのような所があると思いますが、SPARにはそれとは別でクッキーコーナーがあります。そして、なんとも驚きなのは、この棚にある商品のうちの9割くらいがBAKERSです。圧巻!

 

王道クッキー

これは、13P(約130円)で、BAKERSのクッキーの中では1番シンプルですがしっとりしていてすごく美味しいです。少し値段が高いように感じるかもしれませんが、箱の中にぎっしり20枚くらいは入っています。1箱で200gもあるので、一気に食べるとお腹一杯になってしまいます。気をつけましょう。


続いてこちらですが、上の棚と下の棚でP7(約70円)P9(約90円)となぜか値段に差がありました。賞味期限とかでしょうか。味はこれもシンプル。ただ、上記のクッキーはしっとりなのに対して、これはパサパサ系です。


P10(約100円)です。すべてがふつう。

 

ちょっと高価なクッキー

個人的に1番好きな商品です。チョコやバニラなど5種類くらいありますが、カプチーノ味がオススメP18(約180円)とちょっと高いですが、味は間違いないし。


上記の商品の倍の量が入っています。P40(約400円)


こちらも上記の商品の更に倍の1kg。クッキーで1kgは衝撃です。P76(約760円)

 

その他

こちらの商品は朝食用のクッキーとなっていて、朝のフライトだと首都のハボロネからカサネ間でも出されます。初めて食べた時はびびりました。めちゃくちゃ美味しいです。ミックスベリーが最強。4枚入り(1枚がでかい)のものが6パック入っているので、P27(約270円)と少し高いですが、買う価値あり。


続いてこちらは、クラッカーです。自宅でのおしゃれパーティにはもってこいです。値段もそれほど高くありません。


これは、おつまみクラッカー的な感じです。味の種類も豊富で特にチーズがオススメ!値段は全部P22(220円)です。

 

まとめ

今回色々と商品を紹介してきましたが、結論としては「BAKERSのクッキーにほハズレはない」ということが言えます。まだまだ紹介しきれていない商品もたくさんあるので、ぜひボツワナを訪れた際は食べてみてください。

 

SHARP!!

この記事を書いた人

学生時代にフィリピンやインドネシアなどでフィールドワークを経験し、開発途上国の農村部に関心を持つようになる。カーディーラーでの営業を経て、現在はボツワナで住民の収入向上を通じた生活向上に携わる。

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