ア フォン ガンジア!(フォン語でこんにちは)
ベナン在住のErikaです。今回は初めて乗ったベナンの長距離バスについて書きます。
ベナンでは現在鉄道がなく、長距離移動は基本的に車です。(ちなみに短距離の場合はゼミジャンと呼ばれるバイクタクシーが主流ですが、危険なので私は乗ることができません)
ベナンは縦に長い国であり、基本的には国の真ん中より少し下らへんにある街、ボイコン以南は乗合タクシー、ボイコン以北は長距離バスに乗ることになります。今回は北部の街パラクーが目的地であったため、バスに乗りました。
バス会社はATT、バオバブバス、ラポストなどいくつかあります。今回私は自分の住んでいる街から出ているバオバブバスに乗りました。
今回は行く日が決まっていた&友人数人と行くことになっていたため、事前にバスのチケットを往復分予約しました。(バス会社によっては当日買いは安いという利点もあるみたいです)
チケット購入
乗る2〜3日前にバオバブバスの事務所へ行き、乗りたい日、人数、名前、電話番号を伝えてお金を払いました。今回ロコサ⇄パラクーは片道6,500fcfa(日本円で約1,300円)でした。
バス会社の人からは当日の集合時間が書かれたチケットを人数分もらいます。
ちなみに今回のバスの出発時間は7時集合の7時半出発でした。朝早くて起きれるか心配になりましたが、遠いので仕方ないですね、、パラクー到着予定時刻は14時半とのことでした。7時間の長旅になります。
また、この時小包はあるかと聞かれたため、大きな手荷物がある場合は別で申請が必要なのかもしれません…。(事務所には荷物用の秤も置いてありました)
当日のバスの様子
当日朝7時に事務所前に行くとたくさんの人と荷物がありました。しばらく経つとバスが到着し、チケットに書かれた席に座ります。
予定より20分遅れてバスは出発しました。時間通りにならないのもベナンあるあるだなという感じです(ちなみに帰りは1時間以上出発が遅れました笑。予定出発時刻にはバスは到着すらしていなかったので、余裕を持ってスケジュールを組むことをおすすめします)
バスの中は冷房が効いていて、テレビでは映画が流れていました(帰りのバスは映画ではなくずっと音楽がながれていました)。思っていたよりも快適です。むしろちょっと寒いくらいなので、羽織物やストールなど持っていくと良いかもしれないです。
バス出発後約2時間、最初で最後の休憩場所、ベナンの海老名SAことボイコンに着きます。
バスの周りにはお店が並んでいて、バスを降りると頭にパンや飲み物を載せた売り子さんがたくさん話しかけてきます。
友人曰く、ここでのおすすめメニューはアボカドペーストを挟んだサンドイッチと焼いたお肉(唐辛子の粉付きでピリ辛)なのだとか。私も買ってみましたが美味しかったです!サンドイッチは200〜300fcfa、お肉は量を指定して買うことができます(私は500fcfa分買いました)。
そしてここが最初で最後のトイレがある休憩場所になるので、心配な人はここで行っておきましょう!トイレと言っても一応扉(鍵なし)があるただの穴ですが…。紙は売ってます。用を済ませたら自分で水を流します。このトイレは利用するのに100fcfaかかります。日本のSAの綺麗なトイレが少し懐かしくなりました笑
ボイコンでの休憩時間は10〜20分ほどです。この後は約2時間後の草むらでのトイレ休憩を除いてほぼノンストップです。
ベナンの北部へは初めて行きましたが、途中の道に綿花がたくさん落ちていたのが印象的でした。初めてベナンの主要産物が綿花であることを実感しました(ベナンの綿花の出荷は12月〜2、3月くらいがメインらしいです)。
バスに乗ってみて
遅れること1時間強、16時頃パラクーに到着しました。
予定より時間がかかったり、トイレが心配になったりしましたが、思っていたよりも快適だなという印象でした。係の人がちゃんとシートベルトをつけるように言うなど安全管理もされていたし…。
またバスに乗って、ベナン北部の他の街にも行ってみたいなと思いました。
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