ア フォン ガンジア〜!(フォン語でこんにちは)
ベナン在住のErikaです。
先日1月10日、ベナンはブードゥー教の祝日でした。
ブードゥー教はベナンの国教であり、ベナンが発祥の地とされています。
私はグランポポという街までブードゥー教のお祭りを観に行ってきました!
グランポポは経済的首都コトヌーから車で約2時間、トーゴとの国境近くにある海沿いの街です。リゾートホテルもあるベナンのビーチリゾートなのです。(ちなみに私の住んでる街からはタクシーを乗り継いで1時間半弱くらいで行けました。)
グランポポに着いたら、まずはきれいなレストランでお昼ごはんを食べに行きました。ホテルのごはんを出してくれるレストランなので、洋風な美味しい料理が食べれます。(ただし出てくるのは遅い…)お肉やパスタ、海老のフライなどがとても美味しかったです。
料理を待っている間にお土産を探しに、ひょうたん小物のお土産屋さんに行きました。お店にはきれいな絵が書いてあるランプがたくさん並んでいました。
ランプがかわいくて欲しくなったのですが、日本に持ち帰るのが難しそうなので(電圧もコンセントも違うので…)、この日は小さな小物入れをオーダーしました。手のひらに乗るか少し大きいくらいの大きさで、色や柄が指定ができて4,500fcfa(約900円)でした。私はオレンジっぽい色でアフリカの動物や家が描いてあるものをお願いしました!後日取りに行く予定なので、どんな感じに出来上がっているか楽しみです。また、ひょうたんの絵付け体験もやっているそうなので、いつかやってみたいなと思いました(所用時間約3時間と言っていたので、時間に余裕がある日をおすすめします。)
そして海辺まで三輪タクシーで移動して、ブードゥー教のお祭りの会場へ行きました。いつもは静かなグランポポの海にたくさんの人がいました。
大きなテントが張ってあり、お揃いのパーニュを着た人たちが太鼓を叩いたり歌ったり踊ったり練り歩いたりしていました。とてもにぎやかでした。
竹馬のようなものに乗っていて背が高くなっている人、傘を回している大道芸人のような方も見えました。
そして、ブードゥー教の神様を見ることができました!!
まず1つ目がザンベト様です。(世界の果てまでイッテQでイモトが観てたやつです)
ワラのようなものでできているのが特徴的なところです。お金を払うと一緒に写真を撮ることができます。(おそらく勝手に撮ると神様のお付きの人に怒られると思われます。)
くるくる回ったり、走ってみたり…ザンベト様は神様なので、自然に動くことができます。お付きの人は近くにいますが、あくまで自立・自走しているものです。中の人なんて野暮な考えてはいけないのです。(あまり深く突っ込まないでください。)
神様2つ目がエグングンです。煌びやかなスーツのようなものを着ています。カラフルな装飾がとっても派手できれいです。
ここではエグングンが激しく動いている姿は見ることができなかったのですが、色あざかやかな姿で激しく踊ったりすることもあるようです。(きゃりーぱみゅ○みゅみたいと言っている人もいました)
エグングンは先祖の霊を表現しているらしく、神様たちは海からやってきて、このあとベナンの各地に移動するそうです。(タイミング良ければ移動の車内から神様たちを見たり、移動してる神様を見ることができたりするのだとか)
踊りや衣装の意味など正直詳しくはわからなかったのですが、にぎやかなお祭りの雰囲気だけでも充分楽しむことができました☺️✨
それではまた次の更新まで!エイザンデ〜!(フォン語でまたねという意味の言葉です。)
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