マローエレレイ!
最近、近所の猫を手なづけようとするも逃げられてばかりのFukaです。
さて今回もイラスト編。
トンガのコンビニ的存在であるファレコロアをご紹介します。
「ファレコロア」とはトンガ語で商店のことを指します。
日本のコンビニとは随分雰囲気が違いますよね。
入り口はなく窓があるだけで、窓には鉄格子がはまっています。
一見すると檻みたいですね、、、
お店の中には、外から見えるように商品が棚に並べられています。
このタイプのお店は中に入ることはできなくて、外から店員に欲しい商品を告げて買います。
もちろん中に入ることのできるお店もありますが、首都から離れるとこのタイプのお店が多いです。
こういったファレコロアの多くは中国人が経営しています。
2007年に、民主化運動をきっかけとして若者が暴徒化し、中国系のファレコロアを中心として首都の建物が放火されたり商品を略奪されたりという暴動に発展しました。
中国人が多く入ってきて商売をしていることに対する不満が爆発したとも言われています。
それ以降、略奪を防ぐためにこのような鉄格子をはめるのが一般的となり、10年以上経っても変わっていないのです。
この鉄格子が、今のトンガと中国の関係を象徴しているのかもしれません。
でも、イラストのモデルとなったファレコロアを経営している中国人夫婦はとても感じがよい人たちです。
いつかこの柵を取ることができる日が来てほしいものです。
それでは、また!
Toki sio!
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