マローエレレイ!
最近、横断歩道のないトンガでスムーズに道を渡れるようになってきたFukaです。
さて今回は、私が暮らしているトンガタプ島の歴史とミステリーを堪能できる観光名所をご紹介します!
ハアモンガの三石塔
まずはハアモンガの三石塔です。
ハアモンガとは、島の東の端にある、高さ約5m、幅約6m、重さ900㎏以上の3つの石灰岩でできた建造物のことです。
石にはサンゴのような跡があって、海の中から引き揚げた物なのだということがわかります。
とても大きくて迫力がありますよね!どうやって運んだのでしょう、、、
1200年頃に11代ツイ・トンガ王によって造られたことはわかっているものの、その目的は謎に包まれています。
さまざまな説がありますが、前々王のツポウ4世による、ハアモンガの上端に刻まれている線が冬至と夏至の日の出の方向を示す古代の暦だという説が有力とされています。
キャプテン・クックの上陸記念碑
イギリスの海洋探検家、キャプテン・クックは太平洋を航海していた際、トンガにも訪れていました。
1777年、彼が3度目にトンガに上陸した際、この碑のある場所に立っていた大きな木の下で涼んでいたといわれています。
記念碑自体は1970年に建てられました。
キャプテン・クックはトンガの人々が友好的に迎え入れてくれたことからトンガを「フレンドリー・アイランド」と名付けたそうです。しかし、友好的に迎え入れる一方で、彼の暗殺を企てていたとも、、、
記念碑があるだけの場所ですが、キャプテン・クックの航海の旅に思いをはせてみるのもいいかもしれません。
ホウマの潮吹き穴
島の西南岸のホウマ村の海岸には、大きな水柱をあげる潮吹き穴(Blow Holes)があります。
波が激しく打ちつける勢いで、岸壁に空いた穴からあちこちに水柱が立つのです。
この光景が30kmにわたって続いていて、なかなかの絶景です。
水しぶきを感じるくらい近くまで寄ることができるので、その迫力を体感することができますよ。
ツナミ岩
ホウマの潮吹き穴からもう少し西に行った海岸近くに、巨大な岩があります。
津波の勢いで運ばれたため”Tsunami Rock”と名付けられていますが、真相はよくわかっていないそうです。
長い年月を経て、岩には木が生えていました。なんだかかっこいい。
ヤシの木が広がる原っぱに突如現れた巨石。ミステリーを感じますね。
コロバイ村のオオコウモリ生息地
島の西の外れのコロバイ村はオオコウモリの生息地として有名で、”Flying Fox”の看板が立てられた木にはたくさんのコウモリがぶら下がっています。
木の枝かと思ったら、、全部コウモリ!
英語で”飛ぶキツネ”というように、羽根以外の体は明るい茶色の毛で覆われていて、たしかにちょっとキツネに似ていますよね。
苦手な方もいるかと思いますが、日本ではなかなか見られない光景なので、ぜひ見に行ってみてくださいね。
三つ又のココナッツの木
島の西のリアホナ村の道沿い、気を付けてないと通り過ぎてしまいそうなところに、三つ又のココナッツの木(Three headed coconut tree)があります。
こんな風に先が分かれているのはこの木だけなので、パワースポットとして人気になっています。
見つけることができれば、ご利益があるかも!?
王家の墓ランギ
島の東部、ムッア村はヌクアロファに首都が移される前の王朝時代の首都であったとされ、王家の墓が多く残されています。
その中で、最大のものは底辺の長さ約70m、高さ約4mで、17世紀初めに28代ツイ・トンガの墓として作られたと言われています。
ピラミッドの土台の部分といった感じの形をしています。
権力の象徴として大きな墓を作るというのは世界共通なのでしょうか。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
トンガタプ島は車であれば半日で回れるくらいの大きさの島なので、これらの観光名所も1日あればゆっくり見て回ることができます。
バスもありますが、各所を結んではいないため、一度に見て回るなら島一周ツアーに申し込むのがよいでしょう。
ツアー会社などの詳しい情報はヌクアロファ市内の観光局で得ることができます。
トンガタプ島に来たらぜひ、島を一周してトンガの歴史とミステリーに触れてみてくださいね!
それではまた!
Toki Sio!
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