メインストリートはまるで原宿!「マジュヌカティラ(Majnu Ka Tilla)」

D-トラベル

こんにちは。

最近インドのあま~いお菓子をお供に1日5杯はコーヒーを飲んでいる いとかほです。

今回はデリー北部にあるチベット人居住区「マジュヌカティラ(Majnu Ka Tilla)」をご紹介します!

 

 

チベット人居住区とは

「マジュヌカティラ(Majnu Ka Tilla)」は、英語だと”The Tibetan Refugee Colony” や ”New Tibetan Camp”などと表記されます。

その名の通り、ここは多くのチベット難民が住む地域です。

 

1959年にダライ・ラマ法王がインドへ亡命した際、多くのチベット人がインドに移住しました。

ここ「マジュヌカティラ」も、インド国内に移住してきたチベット人の居住地のひとつです。

「マジュヌカティラ」は現在では多くの観光客が訪れる観光スポットとなっていますが、その背景には国外への亡命を迫られるチベット人の存在があるんですね。

 

 

メインストリートはまるで原宿?おすすめの店も紹介!

居住区の入口付近に着くと、いたるところにチベットの特徴的な5色の旗「タルチョー」がはためくのが見えます。

タルチョーは青、白、赤、緑、黄色の5色があります。

緑の歩道橋が掛けられているので、この特徴的な旗のたくさん見える方向へ向かいましょう!

この歩道橋、以前は屋根がなく吹きさらしの状態だったようですが、現在は屋根付きの歩道橋になっています。

 

歩道橋を渡りきると大通り沿いにたくさんのお店が立ち並びます。

私が訪れた際はたくさんの靴下が売られているのをよく見かけました!

朝夕寒くなってきたので冬支度でしょうか。

 

 

大通りから中へ入ると、メインストリートにたどり着きます。

このメインストリート沿いにはチベット仏教寺院雑貨屋レストランなどが軒を連ねており、週末には多くの観光客で賑わいます。

本当にたくさんのお店があるのですが、その中でも個人的なオススメを紹介します。

 

AMA Cafe

メインストリート沿いにあるおしゃれなカフェです。

こちらのカフェの人気メニューは「ふわっふわのパンケーキ」です!

提供まで時間は少しかかりますが、ふわふわのパンケーキのためなら時間なんて気になりません。

甘いもの好き必見の人気店です。

 

【AMA Cafe トリップアドバイザー】

 

 

Akama Himalayan Handicrafts

職人が作るハンドメイドの工芸品や服、置物など多種多様な商品を取り扱うショップです。

手作りの置物などは、職人の技を感じる精巧な造りです。その分お値段もなかなか。

お手頃価格のキーホルダーやマグネットなども販売しているので、観光の際はぜひ足を運んでみてください。

 

【Akama Himalayan Handicrafts 公式フェイスブック】

 

 

Dolma House

 

マジュヌカティラの中でも老舗のこちらのお店。

オーナーはチベット人の男性で、レストランの他にホステルも経営されています。

写真のラーメンは、醤油ラーメンのような味で辛くなくて絶品です!

また、こちらのお店のメニューにはなんと、「タピオカドリンク」があります。

自分の好きな組み合わせでドリンクをオーダーすることができるようで、その日の仕入れの状況によって作れるメニューも変わるとのこと。

 

今回はタピオカミルクティーを目当てにいったのですが、タピオカが無いとのことで泣く泣くマンゴーゼリーにしました。

タピオカミルクティーはまた別の日に挑戦したいと思います(*_*)

 

【Dolma House トリップアドバイザー】

 

公園で出会った「耳かき職人」

メインロードをまっすぐ進んでいくと、閑静な公園がありました。

何気なく入ってみると木と木の間にタルチョーがはためいていて素敵な雰囲気。

 

一通り歩き回ったので公園から出ようとしたら、「ちょっと、そこのマダム!」と声をかけられました。

ベンチに座っている2人のおじさんでした。

なんでも、耳かき屋さんだというので興味本位で耳掃除をやってもらうことに。

 

 

(ナンとも言えない顔をしていたのでナンで隠します。)

 

あら、耳かき上手。。。

 

料金は一回50ルピーでした。

(※250ルピーでもっときれいにできると謎の液体を見せてきたので、それは丁寧にお断りしました。)

 

彼らはこの公園の近くに住んでいて、ウッタルプラデーシュの出身だそうです。

マジュヌカティラにお越しの際は「屋外での耳かき体験」もご一緒にいかがでしょうか。

 

メインロードと対照的な路地裏

 

メインロードから反対側の路地裏に一本入ると、チベットの人々が暮らす普通の民家がたくさんあります。

路地裏の民家と民家の間を通り抜けた向こうには大きな川(ヤムナー川)があり、土手沿いに家を構えて暮らす人々や遊びまわる子供たちに出会いました。

 

ゴミで溢れた階段をのぼり再びメインロードに戻って来ると、

観光客で賑わうお洒落な店とその向こう側の景色の違いに色々と思うものがありました。

有名な観光スポットとはいえ、ここは「チベット人居住区」なんだなとひしひしと感じます。

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか。

今回はデリー北部にあるチベット人居住区「マジュヌカティラ(Majnu Ka Tilla)」をご紹介しました。

デリーで美味しいご飯とチベット文化に出会える、素敵なスポットです!

 

メインストリートと路地裏の雰囲気、タピオカ、パンケーキ……

もちろん本物には到底及びませんが、体感的には「マジュヌカティラはデリーの原宿のよう」だと感じました。

デリーの中心街でもなかなか出会えない日本人好みの味付けのラーメンやタピオカを食べに訪れる価値はあります。

 

「マジュヌカティラでタピオカミルクティーを飲んだ!」という方がいたら、ぜひ私までご連絡ください。

 

それでは、ぴるみれんげー(また会いましょう)。

 

 

 

 

※こちらの記事に含まれる情報は2019年11月現在のものです。ご注意ください。

 

 

マジュヌカティラ(Majnu Ka Tilla)》

【アクセス】デリーメトロ Yellow Line <Vidhan Sabha 駅> または <Vishwavidyalaya 駅> からオートリキシャで約10分 徒歩で約30分
【マジュヌカティラ(Majnu Ka Tilla)公式サイト】

 

この記事を書いた人
いとかほ

インド在住。
日本語教師だが生徒からは「ダンスの先生」「アート&クラフトの先生」だと思われている。好きな色は白色。

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