こんにちは、お久しぶりです。Sachiです。
再度カメルーンからの発信です。COVID-19の影響で2020年4月から一時日本に帰国していましたが、先月約1年半ぶりに戻ってきました。
また少しずつ更新していけたらと思います。
久々の今日は、1年半ぶりに戻ってきた際に私が感じたカメルーンの様子や変化、COVID-19に関する現地の方の意見や予防法を書いていきます。
カメルーンの様子や変化
首都(ヤウンデ)と現在住んでいる西部州ンデ県の一部をほんの少ししかみることができていませんが、マスクをしている人を時々見かけるようになりました。と言っても着用していない方がほとんどですが、マスクを売り歩く人を見かけたり、仕立屋さんのお店で手作りマスクを見かけたりと以前はあまりなかった光景もたまに見かけます。また、小売店の前や市役所など施設の前に手洗い場が設けられている所が増えています。
↑蓋・蛇口付きの容器に水をためてあるタイプをよく見かけます。下にバケツが置いてあるのは、洗った後の水が周囲に流れ汚れないようにするためで、後ほどまとめて捨てるようです。
↑手洗い推進看板もみかけたり
街は以前と変わらぬ活気もしくはそれ以上なのではと感じています。一番驚いた事は住んでいる地域の道路が整備されていた事です。1年半前は工事する気配すら気づかなかった、、。
▽撮影した位置が若干違うので比較しづらいですが同じ場所です。
↑2019年(大雨の後)
↑2021年(道幅も広くなった気がします)
↑他の通りも工事が進んでいます。
道路だけでなくタクシー乗り場・商店があった所がリニューアル工事中だったりとどんどん進化しています。
COVID-19に関する現地の方の意見や予防法
マスクをしている人をみかけるといってもまだまだ少数。そんな中マスクをしている私をみかけると、「本当にコロナは存在するの?」といった質問や「注意しないといけないのは60歳以上の人だから、マスクしなくても大丈夫だよ」「日本は大丈夫?」と声を掛けていただくことがあり、様々な意見があるように感じています。
また、COVID-19予防というより健康のためといった感じですが、カメルーン人の知人からはお湯にレモンを絞って飲むといいよとメッセージをもらったり、体調を崩さないようにオリジナルドリンクを作って飲んでいたりしていると教えてもらいました。オリジナルドリンクの作り方は生姜、にんにく、レモングラスをそれぞれお好みの量入れてお湯で煮立てる。飲む際にお好みで砂糖を入れて。
1杯いただいたのですが、生姜のパンチが効いていてのどにジーンとくる感じ。にんにくの味もほんのり。砂糖を入れたほうが飲みやすかったです。
そして、COVID-19にも効くかもしれないというArtemisia annua (クソニンジン)という植物があると教えていただき、さらに実物を見せていただきました。Artemisia annuaは抗マラリア薬の「アルテミシニン」の製造原料とされているそうです。
Wikipedia
↑乾燥したArtemisia annua
パッケージにはマラリアの予防・消化促進・鎮痙作用・抗炎症作用があると記載がありました。
↑畑で栽培中のArtemisia annua
1Lの水に約6gのArtemisia annua を入れて沸騰した状態で10分間待てばできあがり。1日に2回(朝・晩)それぞれコップに1杯飲むのがおすすめ。また、風邪や体調が悪くなりそうなときに飲むと悪化を防げると伺いました。
近くのマルシェ(市場)では売っておらず、知っている人や好きな人は首都や近隣の都市等で買って飲んでいるそうです。
私も実際作って飲んでみたのですが、苦かったです。イメージは濃い非常に濃い緑茶。砂糖を入れたいくらい。煮だすと濃くなりすぎるのではと思い、少量のArtemisia annua にお湯を注いで飲んでみたのですが、それでも苦かったです。香り・味は確かに体によさそう。好き嫌いはあるので、是非みかけたら飲んでみて下さい。
ということで、街の変化においていかれないように体調に気をつけ過ごしていきたいと思います。時々Artemisia annuaを飲みながら。
それではまた、Bonne journée (よい1日を)
コメント
Sachiさんの記事を読んでいただきました。とても良い体験話です。
今、私は旅行でBafoussamにいます。
Sachiさんはどんな援助活動をなされていますか。
Odelia様
コメントをいただけ嬉しいです、ありがとうございます。また返信が遅くなり申し訳ございません。
私は農家のかたの生活改善や収入向上にむけた取り組みを行っていく予定です。
Baffousamはヤウンデ・ドゥアラに続く第3の都市と聞いたことがあります。
Odelia様も素敵な経験がたくさんの旅になっていますと幸いです。