マダガスカルは米天国!?
こんにちは!
だいすけです!
僕は今、マダガスカルに住んでいます!
早速ですが、みなさんマダガスカルってどんな国か知っていますか?
一昔前に某宇宙海賊(芸人さん)が「ここ!マダガスカル!」というギャグでかなりの知名度を上げましたが、
マダガスカルって言われてもあまりピンとくる人もいないかと思うので、まずは簡単にマダガスカルについてご紹介!
マダガスカルについて
国名:マダガスカル共和国
首都:アンタナナリボ
人口:約2,843万人(2021年)
面積:587,295平方キロメートル(日本の約1.6倍大きい)
言語:マダガスカル語、フランス語
宗教:キリスト教、伝統宗教、イスラム教など
通貨:ariary (1円あたり 0.03Ariary)
主要産業:農林水産業、鉱山業、観光業
(外務省、マダガスカルページより)
マダガスカルはアフリカ大陸の南東に浮かぶ島国です。
大きなアフリカ大陸の隣にあるので小さく見えますが、実は日本の国土の約1.6倍大きい島です。
数万種類もの動植物が生息しており、中でもサルはここでしかみれないものがたくさんいます。
アイアイ、ワオキツネザルはどこかで見たり聞いたりしたことはあるのではないでしょうか?
また、マダガスカルはアフリカ地域に区分されているため住んでいる人たちもアフリカ系のイメージをしてしまいがちですが、実はマレー系をルーツとする人たちがたくさんいます。
写真の通りちょっとアジア系の雰囲気が漂っていてなんとなく親近感が湧いてきそうですよね?
性格は日本人に似て恥ずかしがり屋な人が多いのですが、慣れるとものすごくフレンドリーな人たちです。
とても優しい人たちが多いので旅行に来た日本人のほとんどがマダガスカルを好きになって帰っていきます。
そんな彼らは普段どんなものを食べているのでしょうか?
今日はマダガスカルに住む人々の食事情についてお伝えします!
マダガスカル人の食事について
みなさん、マダガスカル人はどんなものを食べているか知っていますか?
アフリカの国なので、「小麦?」、「とうもろこし?」という声が聞こえてきそうですが、
実は、日本と同様「お米」が主食の国です。
そのため、ここにはたくさんの田んぼがあるのも特徴です。
写真にあるように棚田を形成している地域もあり、その光景は非常に美しいです。
日本と似たところがたくさんあるマダガスカルですが、彼らの米の食事量は凄まじく、
私たちの年間の米消費量の2倍を食べています!
日本人の米消費量が約60kgでマダガスカル人は約120kg食べています。
ちなみにこれが、マダガスカル人が一食に食べる米の量です。
まさにお山です。
多分お茶碗で3杯くらいあります。
これをペロリと食べてしまいます。
これをloka(おかず)と一緒に食べるのですが、この量に見合わないくらいLokaの量が少ないです。
なので、慣れていないと米とlokaの配分が非常に難しいです。
マダガスカルのお米について
マダガスカル米と日本米の違いは細長くて、お米を炊くとパラパラした状態になることです。
いわゆる「タイ米」というような部類です。
たくさんお米を食べれるのには理由があって日本のようにもっちりとしたお米ではないので軽い感じで食べることができます。
むしろたくさん食べないと腹持ちが悪くすぐにお腹が空きやすいです。
そして、マダガスカルにはものすごい数のお米の種類があります。
数えたことがないのでわかりませんが市場に行くとたくさんの種類のお米が並んでいて選ぶだけでも大変なくらいです。
その家族それぞれで好きなお米があったりして、マダガスカル人のお家で食事をご馳走になると出てくるお米が違います。
それぞれ好きなお米があり、マダガスカルに長く住んでいる日本人でも好きなお米が見つかります。
ちなみに僕はこれです。
「マダムローズ」というお米です。
マダガスカルの北部で多く栽培されていて旅行の際に見つけて大好きになりました。
香りが良く、噛むとほのかに甘味が広がり、いくらでもいけるお米です。
特に、Riz coco(ココナッツミルクを混ぜたご飯)は最高で箸(スプーン)が止まらなくなります。
動植物に目が行きがちなマダガスカルですが、
こう言った「食」にも目を向けると面白いものがたくさん見つかります。
もしマダガスカルに来たら自分の好きなお米を探してみるのも面白いかもしれません。
こちらの記事は2022年度1次隊(マダガスカル・コミュニティ開発)の中里大介さんに寄稿いただきました。
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