こんにちは。いとかほです。
先日、道端で売られているサモサを食べました。
結果……人生で1番ひどい腹痛・下痢に襲われました。
日本人の多くがインドに来て一度は経験するであろう「腹痛」
その原因のほとんどは「食べ物」「飲み物」です。
インドの食文化は多種多様で、北から南、西から東まで異なる料理を楽しむことができるのが魅力的ですよね♪
しかし、料理についてインド全域に共通して言えることは、スパイスが多く使われていることです。
普段スパイスに慣れていない日本人の胃にとって、料理に使われているスパイスは敵そのものです。
「疲れた体で辛い物を食べ、冷たい飲み物を飲む」という行為が簡単に腹痛の原因になるのです。
※ちなみにインドに来てすぐ下痢になることは、別名「ウェルカムシャワー」と呼ばれています。
今回は、インドで下痢や腹痛になってしまった際の対処法をご紹介したいと思います。
症状がひどい場合は即病院へ!インドの医療水準は安心できる
まず安心して欲しいのは、インドの医療水準は高いということです。
欧米諸国などに行くと、インド人=医者かエンジニアというイメージをもたれているほど医者を目指す目指すインド人も多いのです。
しかし、増え続ける人口に対応できるほどの数にはまだまだ足りていないので、安めの公立病院などに行くと年中激込みです。
病院を受診する場合は、多少値段が張っても大手の病院チェーン「アポロ」「フォルティス」「マックス」(Apollo hospital, Fortis hospital, Max hospital)や都市であれば日本語スタッフのいる病院、もしくは入院施設や外来のある大きめの総合病院に行くことをオススメします。
緊急時は除きますが、事前に電話やネットで予約をして行かないと長い時間待つことになってしまうので注意です!
39度を超える高熱や感染症等の症状が出た場合には、重症化させないために即病院に駆け込む必要があります。
気になる病院の受診方法についてはまた別の記事でご紹介します♪
原因の思い当たる下痢や腹痛なら薬局へ!
ただの下痢や腹痛(それでも動けなかったり冷や汗をかくレベルだったりしますが)の場合、
近くの薬局で済ますというのもひとつの手です。
インドでは町のいたるところに薬局(薬局=ファーマシー)があります。
日本だったら病院を受診して処方してもらう必要があるような薬でも、そこらへんで手に入るのがインドです。(インクレディブル!)
一応薬局を開くには許可が必要らしいのですが、インド人の知り合いいわく案外簡単に取れちゃうそうです。
今回は幸いにも(?)症状が軽く、「サモサ」という原因も分かっているので薬局に行くことにしました。
インドで買える腹痛に効くお薬
「腹痛」の症状に効く薬だけでも、これだけあります。
Drugs for Abdominal Pain ─Explore Medindia
日本で市販薬として販売されている薬よりも2倍も3倍も多く成分が配合されていることがあるので、
服用の際は半分の量を飲む、一粒を半分にして飲むなどの対応をする必要があります。
フェイクドラッグと呼ばれるニセモノの薬も横行しているので、購入の際はパッケージをよく見て買ってください。
薬局で使えるヒンディー語
お役立ち♪
薬局で使えるヒンディー語の一例です!
・薬=ダワーイー/ゴーリー(複数になるとダワーイヤーン/ゴーりヤーン)
・薬をください=ダワーイヤーン ディージエー
・お腹が痛いです=メーラー ペートパル ダルドへ
・いつからですか?=カブ セ?
・今朝からです。=イエ スバー セ
・今日からです。=アージ セ
・昨日からです。=カル セ
・吐き気があります。=マタリー へ
・下痢しています。=ダスト へ
・強い薬は飲めません。=メーン マズブートダワー ナヒン レーサクター(女性はレーサクティー)
・一日に何回飲めばいいですか?=ディンメン キトニーバール ピーナーチャーヒエ?
・1回=エクバール ・2回=ドーバール ・3回=ティーンバール
・いくらですか?=キトネー?
実際に薬局で薬を買ってみた
街中のいたるところにある薬局。
今回はキレイそうなこちらの薬局に行ってみました。
外観。
ダワーイー(=薬)と書いてあります。
中に入ると、3人の店員さんがいます。
受付に座っているおじさんに話しかけます。
ハローサー。ダワーイヤーン ディージエ
(こんにちはおっちゃん。薬ください。)
ハロー。キャーフアー?
(おうおう。どうしたんだい?)
メーラー ペートパル ダルドへ。
(お腹痛いんです。)
フムム。カブセ?
(ふむ。いつから?)
イエ スバー セ。
(今朝からなんです。)
オールクチュ? キャー コーイー ダワーイー レーラヒー ヘン?
(他に症状は?飲んでる薬はある?)
マタリー へ。ダスト へ。
ダワーイー ナヒン レーラヒー フン。
(吐き気と、下痢してる。薬は飲んでないよ。)
ティーケ。(他の店員2人に指示するおっちゃん)
(OK)
サー。メーン マズブート ダワー ナヒン レーサクティー
(おっちゃん。わたし、強い薬飲めないんです。)
ティーケ。(また指示するおっちゃん)
(OK)
ベーティエー。
(座っててください。)
とりあえず「腹痛」「吐き気」「下痢」「強い薬は飲めない」というのは伝わったよう。
椅子に座って待ちます。
おじさんに「店の中の写真を撮ってもいい?」と聞くと、「もちろん!撮りな!」と気の良い返事をもらいました。
棚には薬がずらりと並べられています。
「(ん?ホメオパシックって何だ??帰ったら調べよう。)」
このちらっと見えてる青い服のお兄さんともう一人で薬をつめてくれていました!
マダム!できたよ!
ありがとう!キトネー?(いくら?)
ワンハンドレッド。
(100ルピーだよ。)
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はインドで腹痛に見舞われた際の対処法を紹介しました。
快適なインドライフを送るためにまずは「食べ物」「飲み物」に気を付けることが大事ですが、
どうしようもないときにはこの記事を参考にしていただければと思います!
コメント