ボツワナの○○箱

D-ライフスタイル

ボツワナからこんにちは!Leeです!

 

さて、みなさんが日常生活を行う上で必ず出しているものって何でしょうか??

たぶん、みんなゴミって出てしまいますよね?

ゴミって毎日出るもんかね?そんなゴミって出るっけ?と思った、そこのあなたに耳寄りではない情報を一つ。実は日本人一人当たりが排出する使い捨てのプラスチックゴミの量は世界第2位だそうです…

(出典先https://www.asahi.com/articles/DA3S13570603.html

インドでは2019年10月から使い捨てプラスチック製品の使用を禁じたりと、世界各国でゴミへの関心が高まりつつあります。

(出典先https://www.jetro.go.jp/biznews/2019/08/2c24360b6be4675d.html

 

そこで、今回はボツワナのゴミに関する情報をお伝えします

 

ボツワナのゴミ箱について

 

日本では、駅などの公共施設ではペットボトル、カン、紙類など細分化されたゴミ箱がありますよね。また、各家庭で出たゴミも曜日によって回収されるものが違っているので、その都度分別する必要がある地域も少なくないと思います。

 

一方、ボツワナ公共施設、各家庭にあるゴミ箱はこちら!

これは、何のゴミを入れるゴミ箱なのかといいますと、、、全部

缶も、紙も、段ボールも、ペットボトルも、ガラスも、野菜くずも、あんなものや、こんなものまで…

全部入るんですよ。

ちなみに中はこんな感じ…

ボツワナの家庭ごみは写真のようなゴミ箱に入れて、家の前に出しておくと、週1か2のペースで町役場の収集課が回収してくれます。公共施設等でも、ゴミ箱が一つしか無い所が多く、分別は日本ほど進んでいないのが現状です。

家庭ごみの回収は何曜日に来てくれるのかはわからないので、注意が必要です!

 

ボツワナのゴミ問題

首都のCBD地区付近はゴミがほとんど落ちておらず、とても綺麗な印象ですね!さらに、至る所で、ゴミ箱のようなものが目につきます。(・∀・)ウン!!いいじゃないかボツワナ!!

 

しかし、、、

他の場所では、道端沿いにゴミが至る所に散らかっています。

さらに首都の別の場所を見てみましょう。

うーん。ゴミが目立ちますね。ボツワナの領土は58万㎢(日本は37万㎢)と広大であるためか、ゴミ箱がすぐ近くにあるにもかかわらず、道端にポイ捨てする人をよく見かけます。

更に台地という地理的特性上、ゴミは風に吹かれて人目がつかない繁み溜まっていきます。なので、民家が近くに見当たらない繁みでも大量のゴミが木に付着しています。。。

ゴミを回収する清掃員。彼らによって町の清潔さが保たれている。

せっかく集めたゴミもヤギなどの野生動物が、ゴミ箱を倒してしまい散らかってしまうという悪循環…

そして、このようなゴミは野生動物が誤食し、死亡してしまった例も報告されているそうです。。。

ゴミの行く末

各家庭からでたゴミを回収車が回収したあと、分別を一切行うことなくボツワナ(首都近辺)のゴミは最終的には、ハモドゥブ埋め立て場へ全てのごみが運ばれます。この埋め立て場には、首都ハボローネ以外にも、他の地域からのゴミも受け入れています。この埋め立て場は2009年に完成し、20年以上利用できる設計の元で作られました。しかし、経済発展や首都近郊の人口の急増に伴ってゴミの量が増加の一途を辿っており、もうじき処理場の容量の限界が近くなっているとまで言われています。

しかし、ボツワナでも一部のカフェではプラスチック製のストローを止めて、写真のように紙製のストローの利用する店舗もあったり、スーパーの袋も有料ですし、リサイクル作品のコンテストが役場主体で行われていたりと、環境への配慮が広がっていると言えると思います。

 

最後に、これまで当たり前のように使ってきたプラスチック製品の使用を急に止めるのは簡単な事ではありません。しかし、今後の地球環境、持続可能な社会を作り上げていく中で、私達の行動の一つ一つがとても重要になっていきます。なので、身の周りのできることから少しずつ始めていきませんか?

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