ワナッカム!南インドのHikariです。
タイトルからダジャレで入ってしまいましたが、今回はインドで動物園に行った話です。
動物園、日本人はきっとほとんどの人が一度は行ったことがあるのではないでしょうか。
今回私が訪れたのはチェンナイ南西部にある
アリニャー・アンナ・ズーロジカル・パーク
通称バンダルール・ズー(バンダルールは地名)
なんとインドで最初の公共動物園だそうです。1855年に設立され、実に164年もの歴史があるのです。
ちなみに日本で最初の動物園は全国的にも有名な東京の上野動物園。1882年の開園ということでインドよりも27年も遅いのですね。ちなみにちなみに世界で近代のような動物園(ZOO)としての始まりは1828年のロンドン動物園です。アメリカ初の動物園は1874年ということで、インドが今先進国と言われている国と比べてもかなり早く動物園を開園させていたことに驚きです。
さぁこの動物園
敷地面積なんと602ヘクタール!
はい、ピンときませんね。ではもっとピンとこないのに日本人が好む例えで、
東京ドーム120個分!!
とにかくひろ~い!
ってことです!敷地内の地図↓
掃除のオバちゃんもほうき二刀流ですよ!笑
これだけの敷地、私は歩いて回りましたが、まぁ疲れましたよね。。
でも心配はいりません!こんなに広い敷地内歩かなくても済む方法があります!
日本でもよく見る園内のシャトルバスだと思いましたね?それももちろんありますが、インドの動物園、なんとレンタル自転車があるんです。
ひろーい園内、通路も広いですので自転車でスイスイ回るグループやファミリーもたくさんいました。
結果、自転車から降りずに動物を見るドライブスルー型見学が実現!
見学スペースも広いので誰も嫌な顔をしていません。
日本のように細かく区画整理されていなくて、人気の特定の動物を見るために柵の前に並ぶ、なんてこともないように思います。
動物の方も、広大な敷地に十分なスペースを与えられているので、狭さや人間に見られるストレスも少ないのではないかと感じました。
ライオン(別でサファリもあります。)
インドのNational animal トラ
ホワイトタイガーも
広すぎ、ナチュラルすぎて動物はどこ??というコーナーもちょこちょこ(笑)
そんなわけで遠いので、写真が鮮明でないのは許してください。
実際に見ると肉眼ではちゃんと見えますからね。そこにいれば。
ハイイロオオカミ
最近BEASTARSにハマっている筆者はレゴシだ!ルイだ!とひそかにテンション⤴⤴
インドのNational Bird であるクジャク。優雅ですね。
白もいるって初めて知りました!
なんと敷地内には小さい水族館まで!(分かりやすい建物ww)
たくさん歩いて疲れた~となったら、
アイスなんていかがでしょうか♡
20ルピーか30ルピー(30円~45円程度)で甘くて冷たいアイスが買えます。
軽食や冷たい飲み物の屋台もあります。
今回は食べ物は食べませんでしたが、冷たいローズミルクを飲みました。
喉乾いて写真撮る前に半分以上飲んじゃったww
甘くてほんのりローズの香りがするんです。いろんなところで見ますね~
季節が夏とモンスーンしかないチェンナイ、暑い日が多いので水分補給は必須です。でもアイスや甘いミルクじゃちょっと乾きを潤しきれないですよね。
心配ご無用です。この動物園では、いたるところに飲用水のタンクや蛇口が設けてあって、誰でも無料で飲んだり自分のボトルに補給することができます。
(写真は普通の蛇口です。飲用水の方は撮り忘れてしまいました💦)
余談ですがインド人はコップやボトルに口をつけません。たとえ自分の買ったペットボトルの水でも、口から放して飲むのです。それは、喉が渇いている誰かがいたらその人にあげたり、自分も自分の水を持っていないときには誰かにもらう習慣があるからです。私も街を歩いていたらいきなり知らない人に水ちょうだいと言われたことがあります。私が戸惑っていたら、結局その方はまぁいいやとなったのですが、気候的に日本の夏よりも汗をかくのに、チェンナイの人々はしっかり水分をとる習慣があるので、熱中症というものをほとんど聞かないのだと思います。(以前デリーで友人が熱中症で動けなくなったとき、Heat strokeだ、暑さで体調悪くなったんだって説明しているのに誰も分かってくれませんでした。)
暑い地域で暮らす人はもちろん、近年の日本の夏を過ごす時も彼らを見習って、水分補給を当たり前の習慣にしないといけませんね。
そしてこんな場所もありましたよ。
お母さんのための授乳室。これはクール!素晴らしい配慮ですね!
いかがでしょうか?動物園に関してはインドは途上国ではないと私は思いました。だだっ広くて、草などもたくさん生えてますが、動物たちにとってはそれはより自然に近いことだから、ひょっとしたら綺麗すぎるくらいに整備されているより幸せかもしれません。
そして来場者のための設備もしっかりある。この日は祝日で、大勢の家族連れでにぎわっていたのも納得でした。
動物園なんてどこでも一緒でしょ?そう言わずあなたもインドうぶつえんしてみませんか??
ところで、動物園でお父さんが子供を肩車して動物を見せてあげる風景ってどの国でも共通ですね♡
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