マーロー!!
皆さん、こんにちは😃
今日は、サモア人がとっても大切にしている文化の1つである宗教とミサについて紹介したいと思います!
サモア人の宗教事情
サモア人が主に信仰しているのが、キリスト教です。その数なんと…
国民の90%以上の人々が信仰しているそうです!!
ただ、厳密に言うとキリスト教の中でもカトリック,メソジスト,モルモン等様々な宗派に分かれているそうで、同じ村の中にもそういったわけで、複数の教会が建てられていることも珍しくありません!
また、こうした背景から神父(パスター)は、村の中でも一二を争う権力者であり、また単純にかなりのお金持ちであることが多いそうです笑
そして、村の人々はそれぞれが懇意にする教会があり、毎週日曜日には家族でミサに出かけます。
このミサに加えて、サモア人はよく教会に募金も行います。
日本で言うところの神社やお寺へのお布施のようなものですが、毎週日曜日のミサ終了前には、実名付きの寄付額の発表もあり、なかなか大変そうな印象も受けました…😅
そのために、どうしても見栄を張りたくなってしまう人も中にはいるらしく、借金をしてまで寄付することも珍しくないそうで、こうしたところからもサモア人のキリスト教に対する想いの強さを感じました。
ミサへ行こうよ!!
サモア人と少し親しくなると、必ずと言っていいほどするのが以下のやりとり、
「日曜日は、暇?」
「じゃあ、ミサへ行こうよ!!」
こちらが何の宗教を信仰しているのかは、全く関係ありません!
ミサへ行く=善きこと、のサモア人にとっては、誰かを誘うことも大切な勤めの1つ。
だから、サモア人と仲良くなるための一歩としては、一緒にミサへ行くのがとっても効果的なんです!
教会の中の様子です!
子どもからお年寄りまで全身白での参加が基本ですが、宗派によってはこの辺りのルールも異なるようです。
普段は、ラバラバという布を腰に巻いてかなりラフなサモアの皆さんもこの日ばかりはきちんと正装しての参加になります。
私の村の教会では、8時半に鐘が鳴り集合の合図がかかり、その後9時からミサが開始されます。
時間に対して非常にゆるい彼らもこの日は、時間をキッチリ守ってスタートです笑
神父さんのありがたいお話が中心で、その合間に賛美歌をみんなで歌います。全体でだいたい2時間ぐらいの内容となります。
サモア人は、歌がびっくりするほど上手なのでこれを聴くためだけでも参加する価値はありです👍
ミサは、もちろん全編サモア語!!
だから、最初から最後まで何を言っているのか日本人の私にはちんぷんかんぷんです笑😅
ミサの後のお楽しみ…
ミサの後は、家族で豪華な食事を楽しむのがサモアンスタイル!
これでもかと食べ切れないほどの量の料理を用意します。
この日は、我が家の大家でもある神父さん宅にお邪魔して、一緒にお昼ご飯をいただきました。
写真の2人の素敵なお姉さん方は、近所に住む方たちで、毎週神父さんの為にご飯を用意しに来て下さるそうです。
食後には、山盛りのアイスとコーヒーまでつき、本当に至れり尽くせりの食事をいただきました!!
こうした食事の様子からも、いかに神父さんが村の人たちから大切にされているのかがよく分かります。
ちなみに余談ですが…
我が家の鍵は、南京錠1ついう途上国で暮らすにはあまりに心許ない防犯性能となっています…
あまりに心配でその事を大家兼神父に伝えると、
「大丈夫だ!もしこの敷地に入って盗み等があれば、その犯人は捕まったと同時に村から追放される。だから、そんなリスクを犯して誰も入ってこない。心配しなくてよい!!」
との返答をいただきました。
つまり、それくらいに神父さんは尊敬され、その土壌には信仰への厚さがあることを実感したエピソードでした。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
日本にいると宗教についてあまり深く考えることがなかった自分ですが、これだけ宗教と日常が結びついた地で生活するのはなかなかに刺激的で、また考えさせられることも多くあります。
ただ、そうした文化に対して身近に触れられるのもミサの素晴らしい点でもありました!!
皆さんも、少しでも興味をもたれたら
ミサへ行こうよ!!
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