Bonjour!先日首都まで約5時間バス移動した際ふとアプリ「ヘルスケア」を開いてみたら上がった階数がなんと140階。どれだけ道がガタガタでバスが揺れているのか物語っているなと思いました。
さて今回は私が住んでいる西部州の村で行われた結婚式についてお伝え致します!
市役所で結婚式
結婚式は午後3時頃から市役所にて、誰でも出入りできる雰囲気で大勢の方が集まっていました。
役所の方から新郎新婦それぞれの自己紹介が読み上げ得られ、夫婦になるにあたってのアドバイスのような話をききます。
そして新郎はPolygamie(一夫多妻)もしくはMonogamie(一夫一妻)のどちらかを選択し、宣言します。
カメルーンでは一夫多妻が認められている国で、結婚する際にどちらか自分で選択できます。
今回の新郎はMonogamie(一夫一妻)でした。そしてこの宣言した時が一番盛り上がっていたのではと思います。
1時間弱で式は終わり、披露宴会場(新郎宅)に向かいます。
アフリカ布を交えたウェディングドレスが素敵。
泡スプレーのようなものをかけられ、外へ。
用意されていたのはデコレーションされたオープンカーでした。
楽器の演奏もあり賑やか!
しばらく写真タイムがあり出発。
披露宴出席者はそれぞれの車やタクシーを利用して移動します。
披露宴
先ほどの市役所会場で招待券が配られ、披露宴に出席できます。
前日に作ったアラシード(落花生)キャラメルも用意されていました。
料理も続々と運ばれ、準備完了。
席も満席になった所で新郎新婦入場。
レッドカーペットを踊りながら進む華やかな入場でした。
ダンスに合わせて出席者の方も何人かダンス!と思いきや、ダンスしつつ新郎新婦に近づきお金を渡していました。
渡すというか、おでこにお金を張り付けるような感じで、ヒラヒラと落ちていくお金を拾う係の人もいました。
日本でいうお祝儀でしょうか。渡し方が斬新。見ている方も楽しい。
レッドカーペットの先に新郎新婦の席。2人が着席するとかわいい子どもがダンス、余興が始まりました。こちらもダンス中に何人からかお金をもらっていました。
あれ??乾杯は!?
乾杯はなく皆自由に飲み始めます。
余興が終わると食事です!!
ビュッフェ形式で机にのりきらない程の様々なカメルーン料理が並んでいました。
まずは新郎新婦からで、そのあと順に係の方がテーブルごとに誘導していきます。
300人近くいるので、最後のほうの方が取りに行く頃にはすでに最初の方に取った方が食べ終わっていました。
新郎新婦と写真を撮りたい所ですが、皆それぞれ食べたりしゃべったり。もちろん新郎新婦も食べる。一緒に写真を撮っている人は2,3人しかいませんでした。
そしてアナウンスなく静かに新郎新婦は外へ。
食べ終わった片付けも始まり、
え!!!終わり!?新郎新婦帰っちゃったの!?
と思いつつ片付けに参加。
そうこうしていると新郎新婦、お色直しを終え再びダンスをしながら入場。
ちょっぴりロマンチックな雰囲気。
名前を呼ばれた何組かのカップルも一緒にダンス。
私はこのタイミングで帰宅しましたが、新郎新婦へのプレゼントを用意している方もみえたので、おそらくこの後プレゼントを渡す時間もあり、深夜まで賑わっていたと思います。
まとめ
前夜祭から結婚式まで、新郎新婦は2日間あちこち内容の詰まったスケジュールではと思いました。私は追っかけしているだけでしたが、疲れました。
日本の結婚式同様カメルーンの結婚式も様々あると思いますが、幸せな気持ちになるのはこちらでも共通すると感じました。
それではまた、
Bonne journée (よい1日を)
☆準備・前夜祭についてはこちら☆
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