作ってみよう♪カメルーン料理!~カメルーンの豆腐!?ブロシェットドゥソジャ~

クールなフード

Bonjour😉

みなさんこんにちは。先日マルシェ(マーケット)の準備をしている所を通りがかった時に甘くて美味しいスイカをいただきルンルン気分で帰宅したSachiです。

という事で、今回も!?食べ物、、クールなフード、『作ってみよう!カメルーン料理!第2弾』ブロシェットドゥソジャ(Blochette de soja)をご紹介致します。

ブロシェットドゥソジャ(Blochette de soja)とは

大豆料理。ブロシェット(Blochette) =串 ソジャ(soja) =大豆
つまり、串+大豆!!=串に刺さった大豆

大豆が串に刺さってるって!?って感じですが、完成品こちらです。

つぶした大豆を火にかけこして水気を切って一口サイズに切ったものを揚げて串に刺した物です。
つまり大豆は原型を留めていません。
しかし主原料は大豆です。日本でいう豆腐的存在といっても過言ではない気がします。

味はというと、2本で十分かな、といった感じです。
できたては、『あ!唐揚げ!』と唐揚げを食べているのではと一瞬思う一品です。一瞬ね。

それでは大豆がどのようにこの形になっていくか作り方を紹介します。

作ってみようブロシェットドゥソジャ ( Blochet de soja )!

材料 (約40串分)
大豆 約7カップ
玉ねぎ 中4個前後(調味料用2個、串にさす用2個)
ニンニク 10欠片程
ネギ 1本
唐辛子 1~2個
サラダ油 1L前後
お酢 400ml前後
塩 少々
コンソメキューブ 1個

用意する物
串 (大豆に次いで重要ではと思います)
バケツ

ふるい
白いガーゼのような布(袋状になっていると便利)

作り方
1.大豆をたっぷりの水に一晩つけておく
2.大豆を洗い水気をきる

3.コンディマン(調味料)となる玉ねぎ、ネギ、にんにく、唐辛子を機械(ミキサー)で潰しやすい大きさに切る。
4.大豆とコンディマン(調味料)をすりつぶす。(大豆とコンディマンは別々の容器で混ざらないように)
カメルーンでは材料をすりつぶしてくれるお店があります。材料を容器に入れて持っていくとあっという間にすりつぶしてくれます。1回100fcfa(約20円)。ミキサーがあればミキサーでも◎

↑つぶした大豆はこんな感じになります

5.つぶした大豆に水2L程を入れ混ぜてふるいにかけ、液体とカスに分ける。使うのは液体の方です。
カスは時間があればドーナツにしたりソースにしたりして使用するそうです。時間がない場合は飼っている鶏の餌になるとかならないとか。


↑ピンク色のバケツに入っているのが大豆と水を混ぜたもの。手に持っているふるいを使って液体とカスに分けます。

6.先ほど分けた液体の方を鍋に入れ火にかける。そして沸騰するまでひたすら混ぜ続ける!!今回は沸騰するまで約25分。

7.沸騰したらお酢を入れ1・2分混ぜる。

8.布を使って濾します。布は色が出てこないようにを強く勧められました。

先ほどまで沸騰していたものなので、非常に熱くやけどしないように注意が必要です。

9.水気がなくなるまで絞ります。

今回は木と木で挟んで水分を外に出す作戦を使ってみました。
約1時間放置しましたが、そんなに時間をかけなくてもしっかりと固まれば次の工程に進んで下さい。

10.水分が抜けていくと白いかたまりになります。かたまりになったものを一口サイズに切り分けます。

11.すりつぶしたコンディマン(調味料)に塩とコンソメ加え、全体にまんべんなくかけ、熱した油で揚げます。
↑揚げる前の状態。もう少しまんべんなくコンディマンをかけて下さい。

12.揚げたものと玉ねぎを交互に串に刺して完成です!!

揚げたておいしい!!
コンディマンをかける量が多いほど唐揚げに味が近くなります!が、焦げやすくなるので注意です。

串に刺さなくてもいいのでは?!!!と思いましたが、料理名はブロシェットドゥソジャ。そう、串にささなければ料理名が変わってしまう、、、!?日本でいう串焼きが串に刺さっていなかったら串焼と言い難いのと同じようでした。

地元の方のおススメの食べ方はこれを唐辛子ソース(コンディマンと唐辛子を油で煮詰めたもの)にかけて食べる!ピリ辛おいしいです。

まとめ

大豆だから健康的だ!とカメルーン人の知人は言っていましたが、揚げているよ?!と思いつつも他のカメルーン料理と比べると油・塩の使用料も少々少ないのかなと。

そして今回は大豆をつぶす機械を持っている近くのお店が閉まっていたり、うまく水分が切れなかったりと時間をついやしてしまったため、作り終わるまでになんと約6時間かかりました。

ということで、お時間ある時にぜひ挑戦してみて下さい。

Bonne journée (よい1日を)

 

『作ってみよう!カメルーン料理!第1弾』はこちら
https://d-coool.com/2020/01/06/bananemalaxe/

この記事を書いた人
Sachi

カメルーン西部州での暮らし。
緑豊かな自然に囲まれ今日も坂道をのぼったりくだったり。

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