ワナッカム!
南インド、タミル・ナドゥ州チェンナイのHikariです。
毎回南インドの魅力をお届けしていますが、今回紹介するのはインド内でもちょっと珍しい場所、ポンディシェリです。
ポンディシェリは現在インドにおいて連邦直轄領という位置付けになっています。
なんじゃそりゃ。
簡単に言えば17世紀から18世紀ごろにフランスの植民地だった地域です。
タミルナドゥ州のこの辺に位置します。州都チェンナイからは車で3時間ほど。
今でもタミル語、英語の他、フランス語も話されています。
街中を歩けば通りの名前がフランス語だったり、混沌としたインドの風景とは少し違って道にごみも少なくどこか落ち着いています。カフェやベーカリーの近くを歩くと、インドでは感じたことがない、焼き立てのおいしそうなパンの香りがすることにも私は感動でした。
ポンディシェリの様子はHirotoも記事にしていますのでこちらも併せてご覧ください。
さて、タミルナドゥ州在住のHikariとして、
Hirotoも知らない、ポンディシェリの世界
をお届けしたいと思います。
プロムナード
ポンディシェリを歩くならここは外せません!
ポンディシェリには、南北に運河が流れています。かつてはその運河を境に、西側がインド人居住区、東側がフランス人居住区でだったそうで、その旧フランス人居住区に人気の観光スポットが多くあります。
その中の海沿いの遊歩道が、「プロムナード」です。
ビーチでのんびりするもよし。
ガンジー象やいろんな写真スポットがありますので散歩するもよし。
気に入った場所を見つけて街の雰囲気を味わうもよし。
もちろんカフェやレストラン、ショッピングも楽しむことができます。
ごちゃごちゃしたインドはここにはありません。
ヨーロッパに来たような気分でゆったり過ごすことができます。
Arulmigu Manakula Vinayagar Temple
こちらは通称ガネーシャ寺院と呼ばれるガネーシャを祀っているお寺です。
中もガネーシャだらけ!
ガネーシャを祀っている寺院はインド中に数えきれないほどありますが、ここのスペシャルは、敷地内に本物の象がいるということです!
この象にお布施(10ルピーほどのお札)をもって近づくと・・・
ヒョイっとそのお札を鼻でとり!
ヨシヨシと言わんばかりにその人の頭をちょんちょんしてくれるのです笑
鼻が向かってくるときはちょっと怖かったですが、終わってみると一瞬でしたw
ちょっとした思い出にはなると思います。ぜひ行ってみてください。
なんかうれしくなっちゃった私は思わず外の露店でガネーシャの小さな石像を買ってしまいましたww
Basilica of the Sacred Heart of Jesus(バシリカ・オブ・ザ・サクレッド・ハート・オブ・ジーサス)
かつてフランス領だったポンディシェリ―にはインドの中でも多くの教会が見られます。
こちらはポンディシェリ初にして唯一のバシリカ聖堂です。
(バジリカは古代ローマの建築様式の名称のことで、カテドラル、ドゥオモなどと区別して使われますが、どれも簡単に言えば中身は教会です。)
このバシリカはステンドグラスがとても美しい、ネオゴシック様式建築の教会だそうです。
ステンドグラスの窓を通して差し込む光が幻想的でした。
こちらはポンディシェリ―駅の目の前にあります。
まとめ
いかがでしたか?ほんの一部ですがポンディシェリの見どころを紹介しました。
これまでのインドとは全く違うこの土地に興味を持っていただけたらうれしいです。
来週はもっとディープなポンディシェリの部分を紹介したいと思います。
お楽しみに!
コメント