【ペルー】南半球で夏のお正月を初体験!

クールなイベント

ペルー在住のYASUKOです。
2020年のお正月、私は初めてペルーで過ごしました。
日本とは全く違ったお正月だったのでご紹介します。

はじめに、ペルーの人はお正月を日本ほど重要視していません。もちろんイベント好きなペルーの方々なのでお祝いしますが、その前のクリスマスの方を大切にしているような印象です。街のデコレーションはクリスマスのままお正月を迎えます。なのでお正月の飾りは特に無しです!日本ではクリスマスが明けるとすぐに片付けるので不思議な感じです。
さらにお正月は休み1日のみ!!なんと、、、中々ハードです。

↓因みにクリスマスの飾りです。各お家がクリスマスツリーとナシミエントといわれるイエスキリスト誕生の場を再現します。(これを作った友達は「今年は空作ってないから手抜きだよー」と言っていました、、、十分でしょ!)

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さてさてそれではどんな風にお正月を過ごすかお伝えしていきます。
ペルーの人は皆海が大好き、南半球に位置しているペルーのお正月はまさにということで、私の地域ではお正月を町で過ごすか、海で過ごすかという選択肢から始まります。
せっかくなので私は海でお正月を迎えることにしました。

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↑ペルーモケグア州イロ(ILO)の海岸です。

大晦日は普段通りに仕事をします。少し普段と違うのが世界の年越しのライブ映像を見ながら仕事をするということ。考えてみれば日本は世界の中でも日付が変わるのが早く、日本にいるとき他の国の年越しに関心を寄せることがありませんでした。因みに私が日本人ということで、日本が年越しを迎えると職場の人は抱擁をしてくれました。ペルーの方々はお祝い=抱擁です!日本とペルーの時差は14時間あるので、日本の年越しの際、ペルーは大晦日の午前10時です。
また、ペルー公共施設の人事異動は1月からなので、職場によっては今までのメンバーが集まる最終日になります。私の職場では仕事終わりにお菓子とジュースでちょっとしたお別れ会を行いました。

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仕事が終わったら家に帰り、お風呂に入って、準備をして、いざ海へ!
海に到着するとまず場所取りです。大晦日の21時に到着したのですが、海岸は既にテントで溢れかえっていました。

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場所が決まったらテントを張ります。その後、持ち寄ったご飯を食べて年越しのための準備を始めます。靴の底にお金を入れ、来年お金に困らないようにという願掛けをしたりします。

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服を着替えます、年越しの際に身に着ける色には願いがあるようで黄色は全体赤は愛白は平和緑はお金となっています。元々は下着だけだったそうですが、今は帽子でもサングラスでもなんでもありだそうです。

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夜が深まるにつれて海岸の四方で花火があがり始めます。ペルーでは打ち上げ花火を一般人が上げます。危険です!簡易的な打ち上げ花火も多く売っているのですが先端が折れて人に向けて誤発射しているのを私は見ました笑

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年を越す際は皆でカウントダウンをして、新年を迎えると皆と抱擁を交わします。黄色の花びらには祝福の意味が込められており、頭に乗せます。また、お米や豆類をポケットに入れて、来年食べることに困らないようにという願掛けをします。そしたら、シャンパンで乾杯。ブドウ12粒を願いごとをしながら食べます。12粒なのは1年が12か月なので1か月に付き1つの願い事ということだそうです。その後は海で泳ぐも良し、テントで寝るも良し、朝まで飲み明かすも良し、各々好きなように過ごします。

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↑写真のお金はポケットに入れて願掛けする用で偽物です!

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そのまま新年の朝まで海で過ごし、朝は海の側までテントを移動させて海辺を散歩したり泳いだり。

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といってもぺルーの海は割と波が高くて強いです、泳ぐというよりも波をジャンプ又は潜って超えるというような感じ。その後は、帰宅、次の日は仕事です!
1月2日の仕事はさすがにパワフルなペルーの方々もお正月疲れで脱力状態でした。(私の上司はデスクで寝てました笑)もう1日休みにしたらいいのにと思った私でした。

それではペルーからYASUKOでした。

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