こんにちは!
フィジー在住のakiです。
前回は、エコリメイク製品をご紹介しました😊
今回もフィジーからエコシリーズ🌎をお届け!
フィジーの方たちは、
自然との付き合い方が、すごく上手
山、海、豊かな自然に恵まれたフィジー。
だからこそ、人々の生活には
「自然との共生」が根付いています。
今回は、
フィジーの伝統工芸品の中で最も主流な、
パンダナスの葉っぱを使ったアイテム、
その名も、
ボイボイアイテムに、
ご注目!👀💡👀💡
パンダナスって?
パンダナスとは
アジア、アフリカ、太平洋など
熱帯地域で育つタコノキ科の植物。
タコノキとは、日本では沖縄や小笠原諸島などで
見つけることができるそう。
緑色の硬い葉っぱで、
特別なケアをしなくても
簡単に育っていく植物らしいですよ~
お手入れがいらないって楽チン👍
パンダナリーフって?
パンダナリーフとは
パンダナスの葉っぱのことです。
フィジー語で、Voivoi(ボイボイ)
と言われています。
ボイボイ
ボイボイ
なんか響きがカワイイ♡
ボイボイ
ボイボイ
何回も口に出して言いたくなっちゃう
のは私だけでしょうか
ボイボイ
ボイボイ
すいません、
一瞬自分の世界に入りました。。笑
さて!
この葉っぱをこすって、茹でて、
太陽の下で乾かします。
すると、乾燥してベージュ色に。
これを手編みして
さまざまなアイテムを作っていきます
機械は、一切使わない、
まさに、ハンドメイド!
すてき👀💡
Voivoiで作れるものとは?
じゅうたん(Kuta)
緻密に手編みされたじゅたん
このボイボイで出来たじゅたんのことを
フィジー語では「Kuta(クタ)」と呼びます。
大きいものだと、縦3m x 横3m
以上のものもあります。
手が込んでいるから、
お値段も他の工芸品とは違って、少しお高め。
ざっくりな相場、Kutaじゅうたん1枚、
100~200フィジードル(5000~10000円)
くらいする感覚です。
***
このKuta(クタ)は、
フィジーの人達の生活に欠かせません。
村にあるお家にお邪魔すると、
各家庭に必ずと言っていいほど、
Kuta(クタ)が家の中に敷いてあります
日本でいう、
タタミみたいな感覚、
ゴザみたいな感覚、
と言うとわかりやすいでしょうか?💡
***
それ以外にも、
結婚式への贈り物として使われたり、
お葬儀のときには、このKuta(クタ)で
ご遺体を包んで埋葬したりなど。
Kuta(クタ)はフィジーの人達の
日常生活から、大切なシーンまで、
生活に根付いています。
バッグ&帽子
こちらは、ボイボイで作った肩掛けバッグ
すべて手編みです!💡
完全に植物由来の最高のエコバック🌎
日本でも、夏のファッションとかと
合わせて使ったらカワイイだろうなあ♡
ボイボイでできた、
麦わら帽子ならぬ、
ボイボイ帽子💡
カゴ
こちらは、ボイボイで作ったカゴバッグ
すべて手編みです!💡
緻密、かつ強度もあるカゴバッグ
開けると、パカッ、
中はこんな感じです
その他
他には、こんなかわいらしい
クラフトもあります😊🐟🐟
まとめ
どうでしたでしょうか、
フィジーのVoivoi(ボイボイ)💡
化学繊維を一切使わず、
完全に植物由来、
土にかえることができる
ボイボイアイテム。
きっと何百年もずーっと前から
伝わるこの知恵と、伝統。
フィジーの方たちの
「自然との共生の知恵」には
目からウロコが落ちまくりです
では、今回はこのへんで🙌
Vinaka(=ありがとう)
Moce(=またね~)
ではまた♡
コメント
はじめまして。突然のコメント失礼致します。akiさんのフィジーの紹介やエコに関する取り組みを読ませていただき、とても興味を持ちました。「ODAの一環で」ということですが、お仕事はどのようなことをされているのですか?コロナ禍ですが、akiさんはまだフィジーで活動中なのでしょうか?差し支えなければ教えていただけると幸いです。
Yuki様、はじめまして。お返事が数ヶ月をまたいでしまい誠に申し訳ございません。改めまして、記事をお読み下さり、コメントを下さりありがとうございます!とても嬉しいです!仕事についてですが、現地の公的機関にて農村地域に住む女性達の経済的自立を推進するような業務を、フィジー現地の方々と一緒に行っておりました。現在はコロナ禍の影響もあり既に日本に帰国をしております。よろしくお願い致します。