カメルーンの結婚式~準備・前夜祭に参加~

クールなイベント

Bonjour!今朝通勤途中で人だかりを発見!みんな水の入ったボトルを大量にもっていて何かなーと横目に出勤したSachiです。あれは何の集まりだったのだろう。そんな感じで、私の住んでいる地域は何かとイベントが多い気がします。先日、結婚式に出席できたので、その様子を今回と次回の2回に分けて伝えられたらと思います。

今回は結婚式前日の準備や前夜祭のような式に参加してきた様子についてです!

前日の準備

結婚式の楽しみの一つと言えば、きっと食事!!結婚式当日の食事を作ります。とにかく大量。約300人分。これと言ってぜったい用意しなければいけない食べ物、縁起物はないようでしたが、ありとあらゆるカメルーン料理を作っていました。

私は朝9時頃に合流しましたが、すでに準備は着々と進められ、あちらこちらで調理が始まっていました。

ざっと30人前後いた気がします。家族、親戚はもちろん近所の方も総動員で調理です。さ、手伝おう!と思ったら「コーヒー飲む?」と声をかけていただきなんとコーヒーとパンをご馳走になりました。これは長丁場になるのでは!?と前兆を感じた瞬間でもあります。

それでは様子を一部ご紹介。

まず目についたのがこれでもか!と鍋いっぱいのニンニク、生姜、落花生
どれもカメルーン料理によく使われる食材です。


これだけの量、皮むくのすごい時間かかったどろうなと思いました。


生姜に関しては軽く水洗い(土を落として)刻まれていて、さらにこの容器の中に水を入れて米を研ぐかのように生姜を洗っていました。


↑インゲンは1個1個すじをとる作業。


↑鶏肉何羽?と聞いたら沢山だよ!と返ってきたので数は不明。

手のひらサイズ程の大きさに切り洗う。とにかく桶からあふれんばかりの鶏肉。


↑ヤギは1匹。頭部も食べます
(脳みそを食べるそうです)


↑ヤギはこのプランタンと一緒に煮込まれます。


↑アラシードキャラメル
砂糖水に落花生を入れてひたすら水気がなくなるまで混ぜます!甘くておいしい!!
出来立ては味見という名のおやつになっていました。食べ出すと止まらない。

屋内調理場には煙が充満しており、非常に煙たく目が痛くなります。私は秒で危険を感じ、一人涙を流していましたが、現地の方は逃げていく私を横目に余裕の笑みを浮かべて作っていました。

 

そして大切な会場設営。会場は新郎の実家付近。


こちらはプロの業者が設置しているようでした
10人掛けのテーブルが30程用意されていたので300人程収容!!すごい!!

準備は深夜にまで及ぶようでした。

日本の結納的な前夜祭

夜9時ごろから始まった前夜祭。こちら全部は見られませんでしたが、日本でいう結納のような感じで新郎から新婦へプレゼントが渡され、踊って食べて賑やかな会でした。

夜中でも多くの人が集まって祝福していました。
この時の食事は日中に準備したものとは別のもので、業者に委託しているようでした。こちらも豪華な食事!!!

新郎新婦が最初に取るのですが、あれ?新郎はプレートを持っていない。理由を聞くと1つのプレートに盛って一緒に分け合って食べるそう。お揃いの布を使った服も素敵。

もちろんビールやジュースも沢山用意されていて、食事と共に配られていました。

まとめ

今回結婚式の準備・前夜祭について語りましたが、実は結婚式があるという事を知ったのは準備当日。
カメルーン料理を作るから一緒に作ろう!と誘っていただき、おじゃましたらまさかの結婚式の準備。もちろん私の事を知らない人も大勢いましたが、皆さん快く受け入れてくださり、楽しく参加できましました。そんな感じで、誰でも歓迎な雰囲気がしました。

次回は結婚式当日の様子をお伝え致します。

 

それではまた、

Bonne journée (よい1日を)

この記事を書いた人
Sachi

カメルーン西部州での暮らし。
緑豊かな自然に囲まれ今日も坂道をのぼったりくだったり。

 

 

 

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