エルサルバドルのユニークな生きもの達

D-トラベル

¡Hola! こんにちは!
私は中米のエルサルバドルという国で暮らしています。

中米は亜熱帯~熱帯にあたり、エコツーリズム大国のコスタリカがあるように
とても自然豊かな地域です✨
国の大きさは四国と同程度と小さな国ですが、20以上の火山や6つのラムサール条約湿地※など、豊かな自然景観と多様な生態系が凝縮されています。

※ラムサール条約:多様な動植物の生息地として重要な湿地を保護するための国際条約

この記事では、私の家の周りの自然環境とこの一年で見掛けたユニークな生きもの達を紹介したいと思います🐀

わたしの暮らす町「チャラテナンゴ」

私が暮らしている「チャラテナンゴ」はエルサルバドル北部の町。
山に囲まれ、乾季は気温40℃が続くような暑い町です。


週末の川辺は多くの人で賑わっています


町が川に囲まれているので、川遊びスポットには困りません


通勤路にいつも現れる野生の鶏たち


道端に落ちているたくさんのマンゴー!乾季の頭上には要注意(笑)



乾季の終わりにはたくさんのタネがクルクルと舞い落ちてきます

エルサルバドルで出会った生きもの達

■ 皆から愛される国民的な鳥
橙色、藍色、うぐいす色、ターコイズ…尾から伸びた長い2本の羽がチャームポイントのこのカラフルな鳥の名前はトロゴス。
エルサルバドル国民に愛される国鳥です🐦
お土産や壁画、ロゴなど街のいたるところでトロゴスを見掛けます。

■ 愛嬌たっぷりの町中の鳥
エルサルバドルの多くの街中で見られる一見カラスのような鳥、オナガクロムクドリ。
スキップするように草むらを走っていたり、水たまりで水浴びをしていたり、愛嬌があり、見ていて飽きない鳥です。

■ 農業をするアリ
道端で葉っぱや花などがワラワラと移動している様子がよく見られます。
巣へ植物を運ぶハキリアリです。



なんと彼ら、農業をする珍しい昆虫で、持ち帰った植物は巣の中でキノコを栽培するために使われます。
自分の体の数倍の大きさのある植物を懸命に運ぶ様子はさながらピク○ンのようです。

■ 翅の数字は88番?
中米の熱帯林に広く生息するタテハチョウの仲間、地域により名前は様々ですが、広く「エイティエイトバタフライ」と呼ばれるそうです(そのまんま!)。
ミネラルを求めて人の指にとまる事もしばしば…
こんな美しい蝶が手元にやってきたらときめいてしまいますね✨


くっきり88の数字が!


白・赤・黒の毒々しい色から一転、羽を開くと青く輝きます

■ その他の生きもの達


湖畔の森で遭遇したカメ


Garroboと呼ばれるイグアナ


学校で子育てをするハジロバト


メタリックな蝶のさなぎ。よく見ると撮影する自分の姿も映っています…!


第一関節程の小さなセミ

いかがでしたでしょうか?
少しアンテナを張って外を歩いていると、日々生きもの達との出会いがあります。
皆さんも普段、または旅行の際に、身の回りの自然に目を向けて観察してみると
おもしろい発見があるかもしれませんよ✨

それではまた! ¡Hasta luego!


こちらの記事は2023年度1次隊(エルサルバドル/環境教育)木村咲稀さんに寄稿いただきました。

この記事を書いた人
世界の協力隊から

JICA海外協力隊として世界各国で活動中の方に記事を寄稿していただいています。

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