今日はペルーのお金のお話をします、といっても硬い話ではなくデザインのお話。
旅行でナスカやマチュピチュに行きたいなと思っているあなた、旅先で少〜し楽しくなる情報ですよ!
はじめに、ペルーのお金の単位は “Sol”(ソル) です。1ソル≒33円(2019年10月現在)
“Sol” とはスペイン語(ペルーの公用語) で “太陽” を意味します。
インカ時代は太陽を崇めていたこともあり、ペルーの人にとって太陽はとても身近な存在なのではないでしょうか。
硬貨の種類は 0.01sol , 0.05sol , 0.1sol , 0.2sol , 0.5sol , 1sol , 2sol , 5sol ,があります。
ただ 0.01sol , 0.05sol を私は見たことありません。スーパーでも0.1ソル以下は切捨てか切上げで、あまり一般的ではないようです。
紙幣の種類には 10sol, 20sol, 30sol, 50sol, 100sol, 200sol があります。
200solも私は見たことありませんが、友達に聞いてみたら使わないけど家にあるよ!とのことでした。デザインされている Santa Roza はカトリック教会の聖人で、ペルー生まれのアメリカ大陸初の聖人です。カトリック信仰の深いこの地では紙幣という枠を超えて神聖なものなのかもしれません。
今回はそんなペルー硬貨の中でも1ソルのお話です
一般的に流通している1ソルのデザインはこちら、
裏面にはペルーの国旗に使われている紋章がデザインされています。
でもこの “1ソル” なんと他にもデザインが 38種類 あります‼︎
記念コイン等も合わせるともっとありますが、それは置いておきます。
デザインの種類としては、
“硬貨集め”と聞くと日本だと少し昔の趣味かな?というイメージですが、
ペルーの人は老若男女、みんな結構集めてます!
市場ではコインを売るお店が出るほど皆さんコンプリート目指して頑張ってます。
(買うのはなんだか違う気がしますが、笑)
①ペルーといえばやっぱりマチュピチュ!
ちなみに市場では、マチュピチュデザインのコインは5ソルで販売されてました。
1ソルを5ソルで販売!でも皆んな買ってました!笑
②かわいいは正義!ねこデザイン!
こちらペルー、ボリビア、チリ、アルゼンチンのアンデス山脈、標高3000ー5000メートルに生息しているアンデス猫のデザインです。
本物はこんな感じです。かわいい!
③ 私の思い入れナンバー1
きっと皆さんピンと来てないでしょう。それもそのはず、これは私が住んでいる地域のデザインコインです。
地域特徴の家屋がデザインされています。ペルーは24の州から成っておりコインのデザインは全地域を網羅してます。だからどんな地域に行ったとしても思い入れのあるコインデザインがあるのです!
コインのコンプリートを助けてくれるコイン集め用の本があります。
地域によって異なりますが、 20ソル程度で販売してます。
欲しい方は本屋さんに行って聞いてみましょう。
そしてそのまま市場でコイン買いすれば、短期間の旅行中でのコンプリートも夢ではありません!笑
デザインコインと出会ったら、どんなデザインなのか調べてみることでペルーについてより深く知ることができますよ。
デザインコインが巡ってくるととても嬉しい気持ちになりますし、自分が訪れた土地のコインだと尚のこと!
思っているより頻繁に見つけれます、気づかずに使っちゃうなんてもったいなすぎます!!
是非ペルーに来たら “1ソル” チェックしてみてくださいね。
お買い物のお釣り確認が楽しくなりますよ。
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