ボンジーア!!
日本のひと聞こえますかー??
せっかく夏休みに入ったのに大雨続きで家に引きこもりがちなJuriです。
私の勤務する学校では早くも夏休みに入りました。
ブラジルの学校は12月と1月はまるまるお休みです。
大学生に至っては12月〜2月までまるまるお休みだそう!
さすがブラジル。
さすがにそんなに休みあったら飽きへん?と思いつつ、
ブラジルの夏休みをしっかり謳歌するつもりだったのですが、
高波の影響でサーフィンが2回も中止になってしまいました。
ブラジルに来て4ヶ月が経ち、日本食も恋しくなってきたところで、
今日は日本人にとって聖地であるサンパウロの日本人街をご紹介したいと思います。
サンパウロの日本人
まず、サンパウロにはたくさんの日系人がいます。
駐在員や学生など、日本人もたくさん滞在しており、
日本をはじめとするアジアの文化はサンパウロを中心とするブラジルに大きな影響をもたらしています。
サンパウロ中心に位置するパウリスタ通りには JAPAN HOUSE(ジャパンハウス)もあります。
シーズンで色々な特集をしているジャパンハウスですが、
今シーズンはなんとあの「20世紀少年」などで有名な漫画家「浦沢直樹」さん特集で
20世紀少年の大ファンである私は大興奮で大満足の特集でした。
日系人については以前記事に書かせていただいたのでそちらをご覧ください。
今でもたくさんの日系人がサンパウロを中心にブラジル各地に暮らしています。
彼らはブラジルで生まれ育つブラジル人としての文化と
日本人の血を持つ日本人としての文化を両方兼ね備えています。
そんな彼らにとって、地球の反対側におけるブラジルで
日本のモノを手にいれることは生活に不可欠なのです。
そんな彼ら日系人や、日本文化が好きなブラジル人にとって
日本人街はまさに聖地として親しまれています。
リベルダージ(Liverdade)とは
そんな聖地として地元民、観光客ともに愛されているリベルダージ。
まず目に入るのは道路の脇にズラッと並んだ赤鳥居。
信号のデザインもザ・ニホン!
いや日本でもこんなデザイン見たことないけどな、、
日本人街ならではというか、こんな景色は日本でもあまり見ませんよね。
という点で日本人も楽しめるのではないでしょうか。
ここでは寿司、焼きそば、餃子、居酒屋、ラーメンなどの本物の日本料理が食べられます。
本店を博多に構えるとんこつラーメン正統派
「一幸舎」の店舗もここリベルダージにあるんです。
いつも満員で30分以上並ぶときも。
お店に入ると「いらっしゃいませ〜」と元気な声で迎えてくれます。
私の住む街ヴィトリアにはラーメン屋はなく、4ヶ月ぶりの念願のラーメンということもあり、
汗と一緒に涙が出ました。
「すき家」なんかもあります。
街の至る所に日本食材を置くスーパーマーケットが並びます。
今回、その中でも特に品揃えが豊富で有名な「丸海(MARUKAI)」へ行ってみました。
今、写真を見返しながら泣いています。
地球の反対側のスーパーマーケットで見るズラっと並んだ日本食材には思わず興奮します。
日本の通常価格の2.3倍は当たり前、という価格帯ですが安いもんだと思えてしまう不思議。
そして、日曜には駅前の広場でファイラ(青空市場)が開催されます。
Liverdade(リベルダージ)駅を出ると、屋台でトウキビジュースやアジア系民芸品を売っている日系人のおばさんが元気に出迎えてくれます。
とにかく人でごった返しており、なかなか前に進めないほど。
この日は一休みにカフェで席を確保するのにも一苦労でした。
リベルダージへの行き方
リベルダージはサンパウロ市内のほぼ中心地に位置します。
サンパウロ市内にはいたるところにメトロが通っており、
メトロを使って簡単にどこにでもいくことができます。
料金は一律4レアル(約120円)でどこまで行っても4レアルです。
改札前にBilheteria(ビリェテリア)という有人券売機があるので何人分か言って切符を買います。
(サンパウロメトロ公式サイト(https://www.metrocptm.com.br/)より引用)
こちらがサンパウロ市内メトロ全線の路線図です。
そしてこの赤い丸で囲った駅「Japão – Liberdade(ジャパオ・リベルダージ)」
この駅がリベルダージ入り口の駅です。
Japãoというのはポルトガル語で日本です。
駅の名前にもなっているんですね。
この駅を出ると、そこがリベルダージの中心部です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今日はブラジルの聖地、日本人街についてご紹介しました。
たとえ日本が恋しくなくてもこの世界観が見る価値ありです。
ブラジルに来た際は是非リベルダージにお立ち寄りください。
それではまた!
チャオチャオ!!
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