【エチオピア】どうやって移動する?〜アディス市内交通手段〜

D-トラベル

サラムノ!Kasumi です。

 

今回は

首都アディスアベバ。

どうやって移動する?の巻 です。

 

交通手段は様々!!

 

用途、行き先、予算に合わせて、

COOLに選びましょう!!

 

1.ミニバス

見た目はミニバン。

現地の方は「タクシー」と呼びます。

車両、車内の飾りが個性豊かなので、その時々の発見も楽しいですよ!

(天井がファーだったり笑、ボブマーリー・チェゲバラ・ハイレサラシエ一世・キリストなどのイラストが貼ってあったり…)

日本と違うのは、車内で音楽やラジオ放送を流しているバスが多いことです!

エチオピアンミュージックが楽しめちゃうかもしれません!

 

 

しかし実はこのミニバス、乗る場所は決まっていますが、日本のように路線図や時刻表などはありません。

じゃあどうやってバス探すの?!と困ってしまいますよね…

 

基本決まったルートで走っているので、

行き先を伝えることができれば、

乗る場所を教えてもらえます!

(かなり難易度高いですね笑)

 

例えばこの図のように、各色の乗り場は、行き先がそれぞれ違う中密集しているので、運転手もしくはバスのお兄ちゃんに確かめてから乗ることをオススメします。

たまーに、「コントラ?」と声をかけられます。これは、貸切でバスを使う?という意味です!

 

乗り方

①ミニバスのお兄ちゃんに行き先を確かめましょう。

『ボレ、ボレ!』などと、行き先を大きな声で叫んでいる人のことです!!

ボレ?などと、行き先を直接確かめます。

行き先が違っていたら、正しいバスの乗り場を教えてくれます。

②乗車

ぎゅうぎゅうに詰められます。

(2人席に3人など車内はかなり詰められます!この時、日本のように奥から詰める文化はあまりありません。奥の席が余っていることもよくあります…)

③車内でお金を一人ずつ集められます。

おつりも渡されますが、小銭や5ブル、10ブル札など細かいお金を用意しておいた方が良いです👍100ブルなど大きいお金を渡すとお釣りを後回しにされることも。

ズルズル(細かいお金)
マルス、シタン(おつりちょうだい!)

ここで、何人?どこまで?と聞かれる場合もあります。

アントソウ(1人)フラットソウ(2人)ソウストソウ(3人)アラットソウ(4人)
ワダ〇〇(〇〇まで)

2ブル〜10ブル(8円〜40円)

お金を渡す際に、手が届かなかったら、周りの乗客が渡してくれることもありますよ!優しい♡

④降車

ワラジ / ワラジアッレ(おります)

声が届かなくても、周りの乗客が大体伝えてくれますよ!これまた優しい♡

 

列に並ぶ時、車内、乗降車時…周りの人がどんなに優しくても、貴重品の管理には気をつけましょう!

 

 

2.トラム(路面電車)

路線図があり、乗り場がわかりやすく、渋滞に巻き込まれないのがメリットです!

しかし!

時間帯によっては、東京以上の満員電車に…😨容赦なく、押しつぶされます😭

朝・夕方の利用は避けるか、ぎゅうぎゅう覚悟で乗りましょう!車内、駅共に、スリに要注意です!

 

乗り方

①駅の近くの発券所でチケット購入

オレンジの屋根・柱に、ほぼシャッターが降りてるのが売り場です。

※売り場に路線図はありません。

4ブル(約16円)

②ホームに入る前にセキリティチェックを受ける

駅で水、刃物類は没収されます。

水買った所だとしても、

飲んで!はい、捨てて!と容赦なく言われます!😭

最近では、ドル札を持っているとかなり入念にチェックされます。

 

③乗車

行き先を携帯で把握しておくか、駅のホームの路線図で確認し、乗車します。

次は〇〇と、到着駅の放送が英語でもありますよー!

 

 

3.シティバス

アンバサバス、シエルガバスなど種類色々です!二階建てバスもたまにあります!

安い、広い、乗りやすい!

ほぼ首都中心部のみ走っています。

バス停があり、行き先がバス正面・側面に表示されています。

アムハラ語のみならず、英語表記もありますよ〜

このバスは、乗ってから、チケットを買います。

2ブル(約8円)

 

 

4.青タク

青タク(ブルータクシー)はどこにでもいます。コントラタクシーといえば、貸切という意味なので通じます。

このタクシーは、乗車前に値段交渉が必要です。

メーターが付いておらず、ぼられる危険性があります!!特に空港など、外国人観光客は、かなり狙われやすいです。空港から乗ると多少料金も割増ですが、多くても5km100ブル〜150ブルが妥当だと思います!300ブルなどとふっかけてくるドライバーには気をつけましょう。。そしてトランクなどに入れた荷物がある場合、荷物を降ろした後に支払いをしましょう!(荷物持ち去りを避けるためです。)

 

ウィッドナウ!(高い!)
カンニス!(まけて!・安くして!)
バッカ!(いらない!・終わり!)

 

青タク以外に、このようなメータータクシーも、かなり走っています!

しかし、メーターがいつも作動しているとは限らないので、ご注意!

 

5.バジャジ

おじさんが邪魔して上手に撮れないのでネットから参照↓

 

バジャジは、走れる道路が限られています。首都中心部では見られず、郊外でよく走っています。

見た目トゥクトゥク。インドからの輸入車。自動車メーカー「バジャジ」が名前の由来。

距離によりますが、短距離向けですね!

3ブル(約12円)〜

 

5名集まってから出発します。

(子どもは1人に数えず、膝の上に!運転手含め6名も乗る笑)

1名で貸切にすると、5名分取られます!

仲良く他の人と乗り合いするのもよし、貸し切るのもよし!

ローカル感は、間違いなく味わえる事でしょう!!

たまにドアが閉まらないものもあり、(ただの故障)

なんとも言えない爽快感を味わえるのも醍醐味と言えます。笑

 

6.RIDE  ←オススメ!!

誰もが知ってる配車アプリU-berがありますが、

エチオピアには『RIDE』というアプリがあります!

 

RIDEオススメポイント
  • 値段交渉がいらない!=(嫌な思いやケンカをしないで済む笑)
  • 事前に値段がわかる!=(安心して最後まで乗れる)
  • ドライバーの詳細が分かる!=(セキリュティGOOD)
  • 行き先を伝えやすい!=(ストレスフリー)
  • 英語が通じやすい=(スムーズなコミュニケーション)

 

エチオピアでの夜道歩きは、非常に危険です!日没後は、必ずタクシーまたはRIDEタクシーに乗って目的地まで移動するようにしましょう。

 

 

使い方

①RIDEアプリをインストール

②自分の現在地に人マークを合わせ、Set pickup

 

③目的地にピンを合わせる or 入力、Conform dropoff 

 

④Choose service で車の大きさ、English speakerのドライバーかを選びます。

最近トレーニングされているのか、英語が話せるドライバーが増えています。一番上の項目のドライバーも英語が多少通じます!

 

④近くのドライバーが検索され、配車完了!残り時間が表示されます。

 

⑤しばらくすると、ドライバーから着信があります。
※ドライバーは、お客さんの元へ向かう前に電話をかける決まりがあります

エチオピア人には、地図を読めない人が多く、場所を説明する際に手こずることも少なくありません。オススメの対処法は『近くの店員さんに、場所の説明をお願いする』ことです。もしくは “FOLLOW YOUR MAP”と言ってしまうのもアリ!

⑥ドライバーはお客さんの元へ着くと、もう一度、電話をかけてきます。

画面上の『details』を開き、しっかり車種・ナンバー・ドライバーの顔を必ず確認してから乗りましょう!

 

⑦目的地へスタート! 

スタートの際、画面を見せてくれるのが安心です。

ガイドに沿って着実に進めるドライバーもいれば、道案内が必要なドライバーもいます。

ワダ グラ(左へ)
ワダ カンニ (右へ)
カッタッタ(まっすぐ)
アッカバビー(〜の周辺)

(乗車時に「シートベルトしてね。」と声をかけてくれる人は、割と良いドライバー。あくまで筆者の感覚です笑)

 

エチオピア人は、いきなりフレンドリーに個人情報を聞いて来ますが、あまり詳しく喋りすぎないようにすることをお勧めします。笑

 

⑧目的地到着!ドライバーは値段表示画面を見せてくれるので、清算します。

夜遅い時間帯になるほど、値段は上がります。

大体の相場としては

初乗り50ブル(約200円)〜5km100ブル(約400円)程です。

夜は大体5km150ブル(約600円)は想定した方がいいかも!

大きな荷物がある場合は、追加料金が必要です。一つ25ブル(約100円)〜

※清算すると、登録したアドレスにメールが届きます。

 

まとめ

初めての場所移動、色々不安だし、戸惑いますよね。今回の記事が、エチオピアを旅する時の安心材料として役に立てば幸いです!

 

መልካም ቀን!マルカム カヌ!(Have a nice day!)

 

この記事を書いた人
kasumi

エジプトアレキサンドリア在住。

 

 

コメント

  1. Me より:

    お釣りを渡す時に手が届かないの光景を思い浮かべて笑った

    • kasumikasumi より:

      手の届くエチオピア人に助けてもらい、自分が届く時は助けてあげる。これ、エチオピアのミニバス協力ポイント。笑

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