ナマステ! ネパール東部のフィッカル在住のchandraです。
今回は紅茶で有名なダージリンを紹介します!
ネパール・・・?
何度か記事を書いていますが、みなさんネパールの位置はご存知でしょうか?
日本から西へ約5,000km、飛行機で7時間ほどの距離です。
今年(2019年)の8月から週に3日、直行便も飛んでいます。
フィッカル・・・?
僕が住むフィッカルは首都カトマンズから遠く東、インドとの国境付近にあります。
ネパールは 国 > 州 > 郡 > 市 の行政区分からなりますが、
フィッカルは 第1州、イラム郡、スリョダヤ市にあります。
首都カトマンズからフィッカルへ行くには、
国内線の飛行機 + ジープ ・・・ 約 4 時間
長距離バス ・・・ 約 14 時間
の2択しかありません。。。
ダージリン・・・?
今回紹介するダージリンは、ネパールではなくインドの都市です。
図では赤線が国境、左側がネパール、右側がインドです。
冒頭でも書きましたが、「ダージリンティー」という紅茶の名前は、紅茶に親しみのない人でも聞いたことがあるのではないでしょうか?
僕は「ミルクティー」や「ストレートティー」のように紅茶の飲み方の種類だと思っていましたが、茶葉の産地を表したものです。
日本でも、「静岡茶」、「狭山茶」など地名をつけた緑茶がありますね。
先日、日本語学校で知り合ったネパール人の友達から、
明日、一緒にダージリンへ行きましょう!
と、近くのカフェに行くかのように誘われました。
ダージリンはフィッカルから非常に近いので、みなさんもフィッカルにお越しの際はぜひダージリンへ!
と、言いたいところですが、
フィッカルからダージリンへ行けるのはネパール人、インド人のみなのです。。。
ネパール・インドの国境は「オープンボーダー」と呼ばれ、いずれかの国籍、在留カードがあればvisaの取得もパスポートの持参も不要で、自由に行き来することができます。
そのため、「インドへ買い物に行く」、「具合が悪くなったらインドの病院へ行く」、という話が珍しくありません。
今回、なくなくあきらめ、誘ってくれた友達にお願いして写真を撮ってきてもらったので、それを元に紹介します。
パシュパティナガル ( Pashupatinagar )
フィッカルで、「パシュパティ! パシュパティ!」と呼ぶジープに乗ると、日本人でも行くことができます。
踏切の遮断機のような棒があり、車は検問がありますが、歩行者は素通りです。
ダージリンの名所
カンチェンジャンガ・ビュー・ポイント ( Kanchenjunga-view point )
ネパール北東部、インドとの国境に位置するヒマラヤ(雪のある山)、カンチェンジャンガが見られるポイントです。
ネパール語ではヒマラヤを「ヒマール」と呼びますが、”ネパールに来たからにはヒマラヤを見たい!”と意気込んでいたものの、フィッカルに住み始めてから未だ見えていません。
このビュー・ポイントでも天気のいい日でないと見られないそうです。
シュラブベリー・ナイチンゲール・パーク ( Shrubbery Nightingale Park )
天然芝の庭園、植物園もあり、カップルや学生に人気の場所です。
現地人では一人Rs.25(インド・ルピー、日本円では約40円)
パドマジャ・ナイドゥ・ヒマラヤン動物園 ( Padmaja Naidu Himalayan Zoological Park )
ヒマラヤンウルフ、ベンガルトラ、ユキヒョウ、野生の姿が見られるレッサーパンダなど、日本ではなかなか見られない動物がたくさんいます。
ヒマラヤ登山訓練所 ( Himalayan Mountaineering Institute )
動物園の中にある、ヒマラヤに登るための訓練施設です。
住み込みで15日~3ヶ月まで様々なプログラムが用意されています。
マハカル寺院 ( Mahakal Temple )
ヒンズー教と仏教を祀る寺院です。
ヒンズー教の神々とブッダが共に描かれています。
おまけ
フィッカルからバスで2時間ほどの位置にあるダージリンですが、
ネパール国内にはないアレ、
鉄道 があります!!!
インドはスゴイなーと改めて感じました。
ダージリンの印象は、
ダージリンはどうだった?
えーっと、ネパール語を話せる人が少なくて困った
実はダージリンに住む人々はネパール語を話すのです!
古くはネパールの地域だったところが、今はインドになったそうです。
ただし、この日は休みでインドの各地から観光に来ていた人が多かったようです。
また、学校では英語で勉強するところも多い影響もありそうです。
ところで、肝心のダージリンティーについて、
ダージリンのチヤバリ ( ティーガーデン ) の写真は?
えっ? チヤバリならうちから見えるよー!
・・・( それもそうだ )
そう、
フィッカルもダージリンと同じく紅茶の産地なのです。
イラムティーは「イラムチヤ」と呼ばれ、ネパールではとても有名です。
今回、残念ながらダージリンティーのお土産もなく、ティーガーデンも見ることはできませんでした。
いつの日かダージリンへ行き、自分の目で確かめます!
以上、ダージリンについてchandraがお伝えしました!
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