「途上国のトイレ」ってどんな感じ?【インド編】

D-トイレ

途上国のトイレ事情【インド編】

こんにちは!

旅先でトイレに入るとなんとなーく写真を撮ってしまういとかほです。

 

突然ですが「途上国のトイレ」と聞いて、

 

みなさんはどんなイメージを思い浮かべますか?

 

・汚い
・くさい
・トイレットペーパーがない
・紙を流せない
・水が流れない
・そもそも便器の形を成していない
・なんだかよくわからない虫がいる

 

大抵の人がこのようなイメージを思い浮かべるのではないでしょうか。

 

分かります。

 

その気持ち、すごく分かります。

 

 

T○TO製の清潔なトイレに慣れている日本人にとって、

海外旅行の際に気になるのが「トイレ事情」ですよね。

 

 

今回はそんなトイレ事情について、インドを例にお話したいと思います!

 

1.映画館のトイレ

 

☆こちらの記事☆でも紹介されていたPVRという映画館のトイレから見てみましょう。

 

 

不快感 問題なし
におい 問題なし
水の弱さ 問題なし

 

いやーもう綺麗!言う事なし!非の打ち所がない清潔さです。

 

ちゃんとトイレットペーパーも設置してあります。
トイレの中全てが綺麗で、壁紙や扉の色まで気を配っているような空間でした。
手を洗った後には乾燥機まで用意されており、ちょっとムーディな間接照明風の明かりも設置してありました。

 

「インドで映画を見てみたい!」という方も、PVRに行けばトイレの心配もなく安心して映画を楽しむことが出来るでしょう。

 

2. 宿泊していたホテルのトイレ

 

 

不快感 問題なし
におい 問題なし
水の弱さ ★★

宿泊していた1泊3200ルピー(約5000円)のホテルのトイレです。
ちょっとお高めのホテルですが、クオリティに関しては日本と比べてはいけません。
(余談ですがこのホテル、チェックアウトして4日後に閉館していました。

 

使用した感想は、トイレの水を一度流してからタンクに水が溜まるまでが遅いものの、普通に使えました

ちなみにトイレの上に換気扇がついていたのですが、

カバーが外れているのかファンを止めると外から丸見え

 

トイレのほうから音が聞こえると思ったらハトがとまっていたことがあります

 

さすがインクレディブルインディア

 

 

3. タージマハルのトイレ(男性用)

 

不快感 問題なし
におい 問題なし
水の弱さ 問題なし

 

インド北部に来たら一度は訪れたい観光スポット

 

世界遺産「タージマハル」

 

定番の観光スポットということで、今回は男性からも写真を提供して頂きました。

 

小の方を使用した感想として、「特に問題なく使えた」そうです。
体格の良いインド人仕様なのでしょうか、少し高めの位置に便器が設置してあります。
また、日本みたいに縦に長くありませんね。

 

 

さすが世界遺産、トイレまで綺麗に保たれているんですね~

……

 

と思っていたのですが。女性用トイレのほうに問題が・・・。

 

 

4. タージマハルのトイレ(女性用)

 

不快感 ★★★★★★★
におい ★★★★★★★★★★
水の弱さ ★★★★★

 

インドに来てから出会ったトイレの中でもぶっちぎりワースト1位なのが、

 

ここ「タージマハルの女性用トイレ」です。

 

息が出来ないぐらいの酷いにおいだったので、持参していたタオルを鼻と口にかぶさるように巻いて中に入りました。

そんな大げさな…と思われるかもしれませんが、1度体験してみてください。

 

びっくりするぐらい臭いです。

 

一刻も早く外に出たい気持ちを抑えながら、必死に写真を撮りました。

 

写真は和式タイプですが、洋式タイプもあります。
私が訪れた際、和式タイプのほうにトイレットペーパーは設置されていなかったので、ティッシュ持参必須です。(2019年8月時点)
用を足した後、水を流すには専用のカップを使います。
汗だくで泣きそうになりながらも動画を撮りました。参考になさってください。

 

日本でも男性用と女性用でトイレに違いがあることがありますが、

男性用が女性用を上回るのは初めてでした。

(居酒屋に行くと女性用だけ手洗い用のソープの種類が多い、なんてことがあります。)

 

世界遺産だからといって油断してはいけません。

 

タージマハルのトイレから学びました…。

 

 

5. ニューデリー↔アグラ間の電車のトイレ

 

不快感 ★★★
におい ★★
水の弱さ ★★★

ニューデリーから電車で3時間ほどの場所にあるアグラ。
その道中、電車の中のトイレを利用しました。

写真は洋式タイプのトイレです。

不特定多数が乗車する乗り物という事で多少の不快感はあるものの、タージマハルの女性用トイレに比べたら何倍もマシです。
タージマハルに行かれる際には、先に電車でお手洗いを済ませて行かれるのを強く推奨します。
             (すべての車両がこのタイプのトイレとは限らないのであしからず)

 

ちなみに帰りの電車のトイレは和式で、流れきれなかったんだろうな…という前の人の痕跡がガッツリ見えました

こちらもカップを使って水を流すスタイルです。

 

 

6. 外

 

アグラでタージマハルとアグラ城を満喫した後、デリーに向かう電車に乗っていた時のことです。

その時、ちょうど電車はどこかの駅で止まっていました。

 

友人「見て!外見て!」

 

外を見てみると、おばあちゃんが電車のそばにしゃがみこんでいます。

 

はい、

 

 

用を足していたのです。

 

 

 

おばあちゃんは線路まで少し坂になっているところをわざわざ登って来て用を足して
いました。

 

おばあちゃんの近くで電車が止まったのは何かの偶然だったのでしょうか。

 

 

 

まとめ

 

インドのトイレ事情、いかがだったでしょうか。

今回紹介したトイレをまとめると以下のようになります。

 

綺麗・・・映画館、ちょっと高めのホテル、タージマハルのトイレ(男性用)
まあまあ・・・ニューデリー↔アグラ間の電車
汚い・・・タージマハルのトイレ(女性用)      評価外・・・外

 

インドのトイレ事情といっても、今回紹介したトイレはデリーとアグラのほんの一部です。

 

この記事を読んで、「途上国のトイレ=汚い」というイメージが、「途上国のトイレ=色々あって面白い」というイメージに変わっていたら幸いです。

 

トイレひとつとっても、国や地域によって多種多様です。

これからも旅先でトイレに入ったら写真に残したいと思います。

 

 

 

 

みなさん、トイレは綺麗に使いましょう💮

 

 

 

 

番外編

(場所は伏せますが)日本人がよく使う建物のトイレはこんな感じでした。
綺麗に使われていて、「トイレを綺麗に使おう!」という啓発のポスターまで貼ってありました。

 

 

 

 

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