こんにちは。
最近ずっとカレーを食べていたらお腹の調子がすこぶる悪い いとかほです。
さて、インド料理屋に行くと必ずと言ってもいいほどあるのがナンです。
カレーにはナン、ナンにはカレーというのこの世の摂理として存在するのではないでしょうか。
しかし、北インドの一般家庭で多く食べられているのは「ナン」ではなく薄くて丸い形をした「ローティ」です。
この写真右側にあるのが「ローティ」です。
今回はそんな「ナン」よりも食べられている北インドの主食「ローティ」の作り方をご紹介します。
この記事を読めばあなたもローティマスターになれます!
材料編
ローティを作るには、まず以下の材料を用意します。
●材料:1~2人前
・中力粉 200g(あれば全粒粉・なければ小麦粉でも可。何なら強力粉でも良く、それらを混ぜてもOKです。)
・水 150cc
・塩ひとつまみ(お好みで。入れる家庭、入れない家庭があります)
・油 小さじ半(お好みで。入れると柔らかさが増します)
え、これだけ?!
はい、たったこれだけです。
粉と水さえされば、ベーシックなプレーンローティを作ることが出来ます。
さらにお好みでスパイスを加えたり、野菜を加えたりしてバラエティ豊富なローティーを作ることも出来ます。
家庭によってその柔らかさや大きさ、中身の違いがあるってなんだかおにぎりみたいですよね。
うちのお袋がよく作ってくれた味だ・・・
調理編
材料を用意したところで、さっそくローティを調理していきましょう。
作り方のあとに作っている行程の動画を載せているので、参考にしてみてください♪
材料をこねこねする
最初に、打ち粉用に中力粉を少し余らせておいてください。
ボウルに中力粉を入れ、水を少しずつ足してよく混ぜます。
油と塩もこのときお好みで混ぜます。
このときだいぶベタベタしますが、余った中力粉を打ち粉の代わりに撒きながらこねるとまとまります。
ちょっと力を入れて、形がくずれないまとまりになるくらいまで混ぜるのがコツです。
粉の種類や量の差分によっては水が多すぎたり、逆に足りないということもあると思うので、その辺は要調整です。
薄く延ばしてフライパンで焼く
お好みのサイズに生地をちぎって、麺棒などでうすく伸ばします。
一般的なローティのサイズは女性の手より少し大きいぐらいです。
うすく伸ばした生地を熱したフライパンの上に乗せます。
ときどきひっくり返したりしながら、焦げないように気をつけます。
トングを使って生地を直火にかけます。
(フライパンを別のコンロなどに移動させて、火の上に直接生地を置きます。ワイルド!)
10~20秒ほど熱したら、ぷくぷくとふくらんできます。
生地を移動させ、ふくらみを手やフライ返しでパンパンと叩き、ひらべったく形成します。
※現地の方は手でやっていますが、やけどの恐れがあるのでフライ返しでやることをオススメします。
~完成~
あっという間にローティの完成です。
簡単にできてしまいました。
ナンを作るには特性の窯が必要ですが、ローティを作るのはこんなに簡単なんです。
この手軽さからも、北インドではナンよりローティがより食べられていることが分かります。
↓実際にローティを作っている動画です。薄く伸ばすところからはじまっています。
あなただけのオリジナルローティを作ろう!
ローティには、野菜やスパイスの入った「サブズィーローティ」というのもあります。
※「サブズィー」とは、ヒンディー語で「野菜」のことです。
これもプレーンローティと同じくらい、北インドの各家庭で食べられています。
基本的な材料はプレーンローティと一緒ですが、生地の中に野菜やスパイスなどお好みのものを練りこめば
あなただけのオリジナルローティを作ることが出来ます。
この写真のサブズィーローティにはつぶしたじゃが芋とチリ・ターメリック・クミン・コリアンダーが入っていました。
普通のローティと違って味がついているので、単体でもおいしく食べられます。
まとめ
いかがでしたか。
今回は北インドの主食である「ローティ」の作り方を紹介しました。
ナンもおいしいですが、インド料理屋や北、実際にインドを訪れた際はぜひこの「ローティ」にも挑戦してみてください!
北インドの家庭の味が体験できますよ。
これであなたもローティーマスター!
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