サラムノ!Kasumi です。
エチオピアについてご紹介する上で、絶対に外せないものがあります。
それは
エチオピア伝統料理
『インジェラ』です!!
最近日本でもテレビで特集されたこともあったみたいですね!(友人からの『インジェラ特集やってたよ!』情報)
今回は、奥の深〜いインジェラを徹底解説します!!
テフというイネ科の植物を粉状にし、水で溶き、3日間ほどかけて発酵させたものを焼いたクレープのことです。
そしてインジェラに使われる、このテフは栄養価がとても高く、最近では欧米でもスーパーフードとして注目されているんです!!
しかし!!
インターネットで『インジェラ』と検索するとどうでしょう。
どうぞ。試しに検索してみてください。
見ましたか?笑
きっと良くない情報、入ってきたのではないでしょうか?笑
実は、このインジェラ、
評判があまり良くありません。
筆者もエチオピアに来る前、色んなネガティブな情報を知り、テンションだだ下がりでした笑笑
インジェラは、発酵食品ということもあり、酸味・独特の匂いがあります。そして、食べ慣れていない人のお腹には合わないこともあります。
そういう理由もあり、悲しいことに良くない印象を受けて帰る人も多いのです。
実はわたし自身も、食べてお腹を壊した経験があります。笑
しかし、
インジェラはエチオピアの人々にとって、身体の一部のようなものです!
日本に置き換えて想像してみてください。
同じ日本人でも、好きなお店や味付けが好みで分かれるように、
インジェラも色々な場所で食べてみると、自分の好きなインジェラの味が見つかることも!あるんです!
食べ続けるとハマる人も!
現地にきたら、色々なインジェラを試してみるのも、楽しみの一つになるはずです!
インジェラには、様々な具を組み合わせて食べます。
ワット(シチュー)
・ドロワット(鶏肉を煮込んだシチュー)
・カイワット(牛肉を煮込んだシチュー)
・シロ(豆を煮込んだシチュー)
ティブス(焼肉)…山羊肉や牛肉
クトフォー(写真左: 生肉のミンチにバターとスパイスをまぜたもの)
バヤイナット(色とりどりの野菜が並んでいる)…エチオピアの宗教上、断食期間中のファスティングフード!
→ひよこ豆、ビーツ、じゃがいも、キャベツ、人参、トマト、スピナッチなど
家庭では、ひと種類の具のみということもあります。
パスタ(大体辛め、バルバレ=レッドペッパーなど入ったミックススパイスがたっぷり。王道のパスタも、エチオピアのインジェラの前では脇役です。)
などなど、実は種類が豊富なんです。
インジェラは右手で食べます。
インジェラで、具を摘んで包んで食べる。
そして手で食べる文化なので、食べる前にしっかり手を洗う習慣があります。
石鹸で落とすというより、少量の水で擦って落とすという習慣が強いです。子どもでも、洗い方は一丁前です。
これは、簡単に言うと、食べ物を食べさせ合うことです。
エチオピアでは、友好の印として根付いています。
日本では、子供や恋人へ…などシュチュエーションは限られますが、
エチオピアのグルシャは、男女問いません。
一緒に食べていた初対面の人に、あーんとされて、びっくりするかもしれませんが、仲良しになった!と喜んで受け入れてあげてください。笑 (一応断ることは失礼になります笑)
そしてグルシャし返すとめっちゃ喜びます。さらに仲良くなれること間違いなし!
エチオピア人には分け合う文化があります。一緒に食べよう!(イニブラ!)と誘われることもあるかも!
では最後に・・・
きっと
「だから今食べてるってば!!」状態になることでしょう。笑
エチオピアの人達は本当にインジェラが大好きです。
家族と一緒に、
給食で、
職場へ持ってきたお弁当で。
雨の日も風の日も、特別な日も
そしてなんでもない日でも、
いつでも毎日インジェラ。
エチオピア人もインジェラに具をのせれば、いくらでも食べられるのは、
日本人が白ご飯におかずをのせれば、毎日でも食べれることと一緒なのかもしれません!
そしてインジェラは、お店、家庭によって味や種類、それぞれ違った個性があります。
色々なインジェラを試し、お気に入りインジェラを見つけるのも、
エチオピアでの醍醐味かも!
食べてみたくなった方は、ぜひエチオピアへ!
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