お久しぶりです、こんにちは。
先日ふとYouTubeで「カメルーン 料理」と検索してみると気になる動画を発見しました。
なんでもChinChin(チンチン)という郷土料理!?があるとのこと。
動画はこちら→https://youtu.be/7vkmCRn3ax8
郷土料理のChinChin、ずーーーと気になっていたのですが、先日やっと出会えました!!
袋にChinChinの文字が!間違いなくChinChin!私が何個買おうか迷っていたところ、お店の方が袋を開けて試食させてくれました。味はシンプルなビスケット?クッキー?甘すぎずおいしい。動画で見たものに確かに似ている!?
おいしかたのでとりあえず5個購入。お値段は1袋50g入りで100Fcfa(約20円)。
知り合いに聞いてみると、「Croquette(クロケット)」とよばれるお菓子を別の言い方で「Chinchin(チンチン)」ということが分かりました!が、他の人に聞くとクロケットとChinChinは別物だとか。ChinChinは落花生が入っているとかいないとか。地域によって言い方がかわるのかもしれません。謎は深まるばかりですが、今回パッケージにChinChinと表示されているので、私の中でのChinChinはこれです。小枝のような形状のビスケット。
なんだかおくが深い!?ChinChin。
ただ、私の周りでは郷土料理という認識ではないようで、おやつや食前のアペタイザー的存在みたいでした。
ChinChin(チンチン)とCroquette(クロケット)は同じものという意見もあったので、以前クロケットの作り方を教えてもらうことができたので、作り方をご紹介します。
1度に大量に作ったほうがお得ということでこの日は大量に作ったので参考までに。
~材料~
小麦粉 4kg
ベーキングパウダー 55g
バニラパウダー(バニラ風の香り・味がつくもの) 適量お好みで
卵 30個
サラダ油 5L(揚げ用)
砂糖 1kg
マーガリン 800g程
ライム 1個
~用意するもの~
大き目のボールまたは桶
木べら
まな板(生地を伸ばす時用)
伸ばし棒(この日は空き瓶で代用)
揚げる用の鍋(フライパン)
穴あきおたま
揚げたものを一時的に置いておくバットやザル、キッチンペーパー等
~作り方~
一言で言うと材料を全部混ぜて小さく丸めて揚げる!です。
1.マーガリンと砂糖をよく混ぜる
2.卵を入れ再び混ぜる
3.ベーキングパウダーとバニラ風味の粉を入れ混ぜる
4.香り付けにライムの皮をすりおろしたものを入れ混ぜる
5.小麦粉をふるいにかけながら投入し粉っぽさがなくなるまでよく混ぜる
混ぜ続けるとまとまってくるので、手でこねるようにしてしっかり混ぜます
6.しっかり生地が混ざったら5mmほどの厚さにのばし、1cm×1cm程の大きさになるように包丁やハサミを使って切り分ける。
もしくは手でチョコボールより一回り程小さい大きさに丸めます。
(大きさや形はお好みで、この日は出来上がってからペットボトルに入れて保管予定たっだため、ペットボトルに入れやすい大きさで作りました)
7.鍋(フライパン)に油を入れ温める。生地を入れて浮いてきたらいい温度になっているので、どんどん生地を入れて揚げていけば完成!揚げ時間は20分前後。(用意した油は5Lですが最初3Lで油の量が減ってきたら追加していきました。)
鍋が泡で覆われるのですが、どうも卵の影響とのこと。そして、ライムを投げ入れると泡が収まるようで、ライムを投入していました。確かに少し収まったような気が、、、(ライムは4.で使用した皮を擦ったあとのもの1個まるまるを使用)
☆完成☆
既製品ChinChinの原材料名を見てみると、「小麦粉・プランタン(食用バナナ)の粉・砂糖・マーガリン・粉ミルク・バニラの香り」とあり、小麦粉だけでなくプランタン(食用バナナ)の粉も使われていたりと今回のレシピとは少し異なっていました。
YouTubeでみつけた動画では蜂蜜やココナッツミルクもはいっていたので、それぞれ家庭の味もあると思います。
個人的には全部おいしい。サックと甘すぎずついつい食べ過ぎてしまいまいます。小腹がすいた時にちょうどいい。
今回は大量に作ったため、時間も3時間ほどかかってしまいましたが、作る量を減らしたり、形もそれほどこだわったり小さくなければもう少し短時間でできるはず!
食べるとそんなに脂っこくなく、揚げたのではなく焼いたのではと思える仕上がりです。
これをペットボトルや小さな袋に入れて売られていることが多いです。
お店によっては落花生入りだったり、丸かったり細長かったりいろんな形もあったり、時に湿っていたりもしますが、どれを食べてもおいしいです。
カメルーンに来た際はぜひChinChinを探してみてください!
それではまた☆
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