Bonjour☆
ポールビヤ大統領グッズが欲しいとつぶやいていた所、なんと先日誕生日プレゼントでポールビヤ大統領の顔が印刷された素敵なTシャツをいただいたSachiです。
さて、今回はカメルーンの食について紹介します。
私がカメルーンに来る前、よく友達に聞かれたのが「カメルーンで何食べるの?」です。私は下調べ不足で「んーキャッサバかな?芋?」なんて答えていましたが、私がよく食べているのはご飯、パンです。
最近周りのカメルーン人に聞き込みをしてみた所、スパゲティ、クスクス、ご飯と様々な回答をいただきました!!そのうち1人の独身男性はよくスパゲティを食べるそうで、理由は割と安い(500g×3袋で1,000FCFA日本円で約200円)と時間がかからない。クスクスを食べたい所だけど、手間と時間がかかる。結婚したら奥さんにクスクスを作ってもらうんだ♪と願望まで伺うことができました。前置きが長くなってしまった。そもそもクスクスって何?クスクスについては目次1のカメルーンの主食で作り方も紹介したいと思います。
カメルーンの主食
それではさっそく主食の紹介から。日本で主食と言えばやはり米!ご飯!時々パンかなと。カメルーンの主食は?と聞かれると少々困る。なぜなら主食の種類が豊富だから!!
主な物を挙げると、米、マニョック(キャッサバ)、プランタン(バナナの仲間)、パン、マイース(とうもろこし)です。
マニョックは茹でたり、バトンマニョックにします。
↑焼き魚の手前の白い棒状のものがバトンマニョック(Bâton de manioc)
もっちりほんのり酸味のある一品です。
プランタン(Plantain)は茹でたり揚げたりバナナの甘さを控えめにした感じで個人的には好き。パンはフランスパンを多く見かけます。値段は1個100FCFA(約20円)の所が多いです。
前置きででてきたクスクス(Couscous)。クスクスドゥマイース(Couscous de maïs)、クスクスドゥマニョック(Couscous de manioc)と材料によって呼び方が変わります。それぞれ乾燥させ粉末にしたものをお湯で練ったものがクスクスです。今回はマイース(トウモロコシ)を使用したクスクスドゥマイースの作り方を紹介。(おそらく他のクスクスもそんなに作り方の違いはないはず、、、)
↑粉末マイス
①大きい鍋を用意してお湯を沸かす
②お湯を少し別の容器にとっておく
③残したお湯に粉末マイス投入
④ひたすら混ぜる(練る) 写真のように少々長めの棒で混ぜるのですが結構力がいります。
⑤先にとっておいたお湯で硬さを調整、追加で粉末マイース投入。
⑥バナナの葉っぱにくるんで完成!すぐに食べる場合はそのままお皿へ!
作り方を教わりましたが、分量は長年の感みたいです。
所要時間は分量にもよりけりですが約30分~1時間。時間的にはご飯を炊くのとそんなに変わらないと思いますが、常に様子を見ていないといけないので少々手間のかかる一品。
個人的にはできたてのあったかいのが美味しい♪
カメルーンのおかず
さて、続いて主食に合わせるおかず。カメルーンでは主に材料をすりつぶしてソース状になっているものに鶏肉、牛肉、豚肉や魚等を一緒に煮込んでいる事が多いです。私的主流だと思う4つを挙げると
↑ンドレ (N’dolé)
ンドレと呼ばれている少々苦みのある葉っぱをすりつぶした落花生と混ぜたもの。正直初めて見たときはえ、、、ってなりました。
↑ソースアラシード (Sauce d’arachide)
落花生をすりぶしたソース。写真は魚ですが、肉バージョンもあります。
↑ソーストマト (Sauce tomate)
トマトを使ったソース。
↑ソースゴンボ (Sauce gombo)
ゴンボはオクラです。オクラの粘りを楽しめる一品。
ソースゴンボはクスクスドゥマイースと一緒に食べる事が多いです。
この組み合わせ、カメルーン人は手で食べる人が多いです。最初は「え、このスープ状の食べ物どうやって手で食べるの!?」と思いましたが、オクラの粘りが絶妙にクスクスマイースに絡みます。とか言いつつ、先日私も手で食べてみましたが、食べ辛さが伝わったのか、途中からスプーンを用意してくださいました。ありがたい。個人的にはスプーンが食べやすいです。
レストランに行くとソース(ソースアラシード、ソーストマト等)を選ぶ、メイン(鶏肉、牛肉、魚等)を選ぶ、何を合わせて食べるか(お店によって様々ですがご飯、プランタン、バトンドゥマニョック、フライドポテトあたりから)を選べる所もあります。
ある程度カメルーン人的おススメの組み合わせは決まっているようですが、色んな組み合わせを試してみるのも楽しみの一つです。
まとめ
どれか食べてみたいものはありましたか?
カメルーンの方々もご飯が好きです!特に育ち盛りの子どもたちがいる家庭ではご飯をよく食べるそう。露店のようなお店ではご飯山盛りにしてくれます。しゃもじは不要、代用はお皿でひょいとひとすくい。時間をかけて作ったソースはどれも美味しい!!カメルーン料理はまだまだたくさん!!あるので、また紹介できたらと思います。
それではまた☆
Bonne journée (よい1日を)
~カメルーン料理の紹介・作り方色々~
日本でもつくれる!?ポムソテー
https://d-coool.com/2021/12/19/pommesdeterresautees/
バナナは皮をむいて食べるだけじゃない!バナナマラクセ
https://d-coool.com/2020/01/06/bananemalaxe/
カメルーンの豆腐!?ブロシェットドゥソジャ
https://d-coool.com/2020/01/30/blochettedesoja/
コメント